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- 2023/12/22 掲載
新NISAにも最適？今が狙い目「グロース株」10銘柄、プロが「長い目で成長」見込む企業
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2023年は、グロース株（成長率が高く、将来大きな株価上昇が見込める銘柄）が市場をけん引してきた。今回は、現在「本来の価値」より過少評価されている、長期視点での購入に最適なグロース株10銘柄を、米モーニングスターのアナリストが解説する。
（Photo/Poetra.RH/The Bold Bureau/Shutterstock.com）
※本記事は、米国モーニングスター社の記事「10 Best Growth Stocks to Buy for the Long Term」をもとにFinTech Journal編集部が翻訳・再構成したものです。米国モーニングスターの独占的な権利に属しており、私的利用かつ非営利目的に限定します。また、米国モーニングスター及びその関連会社は、本翻訳記事の利用に関して一切の責任を負いません。
長期視点で購入に最適な「グロース株」はどう見抜く？
生成AIで1分にまとめた動画
米モーニングスターのシニア米国市場ストラテジストであるデイブ・セケラ氏は、「グロース株は2023年、これまで市場をけん引し、カテゴリーとしては現在、本来の価値で取引されている」と見ており、「しかし、グロース株の中にも、割安で長期投資家に大きな安全余裕度をもたらす機会が残っている」と言う。
したがって、今グロース株を買うのなら、長期視点での投資戦略を採用することが最善策となる。長期視点で購入に最適なグロース株には以下のような特徴がある。
- 米モーニングスターのスタイルボックス（注1）の「グロース」に入っている。
注1：米モーニングスターのスタイルボックスは、株式、債券、ファンドの投資スタイルを3×3の9つの正方形から成る格子状の図で示したもの。企業の歴史的／長期的成長予測、過去および将来の株価倍率といった一連の情報に基づく。株式は横軸となるバリュー株、グロース株、コア株のいずれかに、そして縦軸となる時価総額に基づいて小型株、中型株、大型株のいずれかに分類される。
- 米モーニングスターの2023年版保有に最適な銘柄リストに含まれる企業。このリストに掲載されているのは、米モーニングスターのエコノミックモート評価（注2）が「Wide」で、キャッシュフローが予測可能であり、資本配分の判断が賢明な経営陣が率いる企業である。
注2：エコノミックモート評価とは、米モーニングスターが企業の競争力の強さと持続可能性について「Wide（広い）」「Narrow（狭い）」「None（なし）」という3段階で評価しているものである。なお、「Wide」のほうが高い競争優位性を示す。
- 過小評価されていると見られる銘柄。過小評価とは、推定公正価値（注3）を下回る価格で取引されていることを意味する。
注3：推定公正価値は米モーニングスターのアナリスト陣が特定の株式の価値をどのように考えるかを表す。推定公正価値はファンダメンタルズに根ざしており、直近の収益や現在の株価の勢いといった一時的な指標ではなく、企業が将来キャッシュをどれだけ生み出せるかという観点での米モーニングスターの見解に基づく。
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