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  • 2023/09/11 掲載
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LNGプラント建設を中心に、日本有数の総合エンジニアリング企業としてグローバルに事業を手がける千代田化工建設。業界柄、どうしても独自のシステムやツールが欠かせず、システムの多くを内製化する必要があるのだが、数年おきに改修や移行が必要なオンプレミスでは限界を迎えていた。そこで同社が辿り着いた、基幹システムのクラウド化とローコード開発を同時に実現する方法とは?

オンプレミスの限界、保守サポート終了時の対応が重荷に

 千代田化工建設は日本有数の総合エンジニアリング企業であり、特にLNG(液化天然ガス)プラントの設計・建設で知られている。1948年の創業以来、石油・ガスといったエネルギーから、化学、環境、省エネ、産業設備、ライフサイエンスまで幅広い分野において、プラントの設計・調達・建設を中心に、数多くのプロジェクトを世界各地で手がけてきた。

 近年は、培ってきたプラントエンジニアリングの専門知識や知見と最先端のデジタル・AIを融合させるなどデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みにも積極的で、その成果をグループ会社を通じて社外にも提供し、プラントのさらなる運転最適化や安定操業、省人化や安全向上などに貢献している。

 一方で同社は、グローバルで約4000人の従業員が円滑に業務を遂行できるように、プロジェクト管理、営業、受発注などの活動や社内業務を支援するITシステムについても、継続的な投資や変革に努めてきた。国内に数社しかないグローバル・ニッチの業界であるため、どうしても独自のシステムやツールが欠かせない。そのため、ERPの周辺システムを含む社内システムの多くは、グループ会社とともに内製開発を行ってきた。

 その中で問題となっていたのが、オンプレミスで構築しているシステム基盤のEoS(販売終了)やEoL(保守サポート打ち切り)だった。

 グローバル本社 人事・DX本部 ITマネジメント部 部長の江藤 祐司氏は「ハードウェアやミドルウェアを5年から7年ごとに入れ替え、その都度、基盤を作り直してアプリを移行しなければなりません。コストと時間をかけて対応してもアプリの価値が高まるわけではないため、永続的に使えるシステム基盤の姿を模索していました」と振り返る。

この記事の続き >>

  • ・「クラウド化」と同時に「ローコード開発」も実現できる方法とは?
    ・10人月以上の中規模・大規模システム開発でもローコードの有効性を確認
    ・さらなる活用を目指し、ライセンス規模も拡大へ

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