DXで見直す「IT運用のキソ」、意外な難度「PCとスマートフォン一元管理」のコツ
エンドポイント管理における長年の課題
1990年代から2000年代前半までPCはあまり管理されておらず、せいぜい使用している部署や従業員を一覧にしている程度だった。2000年代前半から中盤には、個人情報保護法(2003年5月)の施行をきっかけに、IT資産管理ツールで管理することが主流となった。
そして、2010年代前半から法人向けのスマートフォンの導入が加速し、スマートフォンを管理するためにMDM(Mobile Device Management)の導入が加速した。さらに、2010年代後半ごろからは、IT資産管理ツールのクラウド化を検討する企業が増えた。
PCの管理はオンプレミス型のIT資産管理ツール、モバイルデバイスの管理はクラウド型のMDMツールと、ツールが分かれている点がエンドポイント管理における長年の課題である。
PCの社外への持ち出しが多くなったことで、PCの紛失対策としてMDMが利用されていることもある。しかし、PC管理に必要な、Windowsアップデート管理やUSBメモリなどの記録メディアの制御、操作ログの取得などは、MDMツールには実装されていないか、「おまけ程度」であるのが実情だ。
以下では、このエンドポイント管理における課題の解決方法を紹介する。
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