PALO ALTO NETWORKS DAY 2018

ICTがビジネス基盤となり、事業継続を左右する要因となった今、組織やICTを見直す際、サイバー攻撃などのセキュリティ脅威への適応力や回復力を念頭におくことが大切である。本セミナーでは、IoT/OTの進展やSDN、インテリジェンスの活用といった最近の動向もふまえ、「経営と現場」や「組織とプロセス、技術」など様々な観点で、グローバル経営におけるリスクマネジメントを解説する。

プロフィール：

2001年にNTTコミュニケーションズ株式会社において初となるウイルス対策サービスを開発し、その後同社セキュリティオペレーションセンタを設立。海外グループ会社のPMIプロジェクト参画や、世界共通MSSメニューの開発などを経て 、2013年NTTコムセキュリティ株式会社代表取締役社長に就任。現在は、NTTコムのセキュリティサービスブランド『WideAngle』の新サービス開発に従事。

境界を防御し、組織のネットワークに接続する全ての人、端末を信用するだけでは、安全なネットワーク環境であると言える時代では、もはやなくなりました。今日の IoT、BYOD 時代には、積極的な脅威防御としての、ネットワークに接続されている端末の継続的な可視化と、可視化の結果得られた端末の状態にもとづいた自動的なエンフォースメントが必要とされています。パロアルトネットワークスとフォアスカウト・テクノロジーズの統合ソリューションが、これからの時代に、どのようにお役にたてるかご紹介いたします。

プロフィール：

F. ワード・ホロウェイ３世は、20年以上のネットワーク・セキュリティと情報セキュリティの経験があり、現在、フォアスカウトでは、パロアルトネットワークス社を含む主要なセキュリティ・ベンダーとの、パートナーシップや製品連携、市場開拓を担当しています。

弊社では2012年頃まで、サイバーセキュリティといえば伝統的なFWとエンドポイントのウイルス対策位しか実施していませんでした。NW上にはOSサポートが終了したノードが存在し、ノード数も把握できない状況でした。ある日セキュリティ事件が発生したことを機に、セキュリティコンサルティングを受け強化を進める事になりました。本講演では対策の1つとして導入したPalo Alto Networksの具体的な活用事例をご紹介します。

プロフィール：

2011年中途入社、情報システム本部配属。入社時より、社内ネットワークやメールシステムの運用管理を担当する。2012年にセキュリティ事件に直面し、様々なサイバーセキュリティ施策の実行をチームのメンバーと共に担当する。2014年　情報処理技術者　情報セキュリティスペシャリスト試験に合格。以降も通常の運用を行いつつ、引き続き新たなセキュリティ施策の実行を担当する。

このセッションでは、xDRのコンセプトからネットワークでの実現方法までを解説致します。各種センサーから収集したコンテキスト情報元に機械学習で分析し、標的型攻撃や悪意のある内部犯行などのエンドポイントに侵入した攻撃の挙動を自動検出し可視化をするMagnifierをご紹介致します。また検出後にNext-Gen Firewallと連携についてもどのように脅威を阻止して迅速な対応が可能なのか説明致します。

プロフィール：

約15年間セキュリティ業界に従事し、エンドポイント、Email/Webセキュリティ、認証、ネットワークセキュリティに至るまで、幅広いレイヤーにて多くのビジネス経験を得て、現職に従事。ビジネス開発/プロジェクトマネージャ/プロダクトマネージャを歴任。これまでの経験から講演依頼やセキュリティコンサルティングなどを務める。

昨年大好評をいただいた、次世代ファイアウォールについて、SIerである弊社が持つノウハウを一挙公開するセッションを今年も実施いたします。今年のセッションでは、新アプライアンスの性能検証結果、テクニカルサポートチームからの技術情報、マネージドセキュリティサービスによるセキュリティ監視運用から、セキュリティインシデントハンドリングチームの対応など、様々な情報や事例をわかりやすく解説します。

プロフィール：

Palo Alto Networks認定エンジニア・認定コンサルタント、情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト。Palo Alto Networks製品に関しては、日本国内の販売開始当初からテクニカルサポートチームのリーダーを長年担当。現在はPalo Alto Networks製品を含む各セキュリティ製品の運用・監視を行うマネージドセキュリティサービスの提案・デリバリーを担当。

過去20年間でサーバインフラを変革したVMwareは、ネットワーク仮想化のVMware NSXを中核とし、アプリケーションやデータを安全に接続するネットワーク基盤を次の20年も変革し続けていきます。Palo Alto Networks製品と緊密に連携し、セキュアで高性能なインフラを実現するVMwareのテクノロジーについて、既に活用いただいているお客様の事例もあわせてご紹介いたします。

プロフィール：

某外資系ネットワークベンダーにてネットワーク機器製品の販売を担当するプリセールSEを長年経験。2018年よりVMwareにてサーバー担当者とネットワーク担当者の狭間に仮想ネットワークと仮想セキュリティを啓蒙するNSX専任のチームのリードSEとして活動中。

プロフィール：

2007年頃からVMwareによるサーバー仮想化を中心とした仮想化ソリューションのプリセールス業務に従事。現在、VMwareのvExpertを2013年から2018年までの5年連続受賞。近年は、NSXを使用したネットワーク仮想化のみならず、デスクトップ仮想化のHorizon、ストレージ仮想化のvSANなど幅広い仮想化プロダクトに精通するソリューションアーキテクトとして活動中。

日本ユニシスでは、自社グループ内のネットワークやサーバーなどへの脅威の監視・分析のため、プライベートSOC（Security Operation Center）を設置・運用しています。そしてその運用を強力に支える技術基盤として、パロアルトネットワークスの次世代エンドポイントセキュリティ「Traps」を含むセキュリティオペレーティングプラットフォームを採用、約8,000名の従業員を擁するグループ全体の情報セキュリティレベルの更なる強化に取り組んでいます。本セッションでは、プライベートSOCの実運用経験に基づき、従来のセキュリティ運用の実態と本質的な課題を紐解くとともに、次世代に向けた運用業務の効率化や自動化への期待、人材の育成確保など、今後のセキュリティ運用の展望をご紹介します。

プロフィール：

1988年、日本ユニシス株式会社入社。SEとして金融機関の基幹系システムの開発、保守を28年間担当。2007年より金融機関向けオープン勘定系システム「BankVision」の開発と適用プロジェクトを担当。S-BITSアウトソーシングセンター長、金融システム本部長を歴任し、2016年より情報システムサービス部長。現在、執行役員・CIOとして、情報システムサービス部と品質マネジメント部を担当

次世代エンドポイントセキュリティTraps（トラップス）は、EPPからEDRまで高度に実現します。しかしエンドポイント単体でセキュリティ強化を図るやり方はセキュリティ投資効果の観点で有効とは言えません。本セッションではマニュアルオペレーションを減らし、自動化されたセキュリティ運用を実現するxDRについて解説します。

プロフィール：

認証、暗号化、コンテンツ、ネットワークと各分野のトップセキュリティベンダーで20年以上ビジネス開発に従事。現在パロアルトネットワークスにてサイバーセキュリティビジネスの事業開発、スポークスパーソンを担当。

Webサイトの常時SSL化が広まるにつれて、パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォールが標準機能として持っているSSL復号機能が注目されており、実際に機能を利用するユーザ様も徐々に増えています。本講演では、国内トップクラスのパロアルトネットワークス社製品の販売実績を持つテクマトリックスが、日々の構築支援や、保守を行う中で見聞きしたSSL復号機能の有効性、注意点や課題をお伝えします。

プロフィール：

2002年に新卒入社、その後複数のネットワークセキュリティ製品の技術/営業を担当2009年のPalo Alto Networksビジネスの立ち上げ期から現在に至るまで、一貫してPalo Alto Networks社製品の専任営業として従事。製造・流通・EC・ゼネコン・官公庁・大学など、様々な業種への同社製品の提案・導入を多数手掛ける。

インシデント発生時の初動対応を効率化する自動化ソリューションの構築について解説します。次世代ファイアウォールPAシリーズとログ管理アプライアンスLOG@Adapter+を組み合わせて標的型攻撃の早期発見と対処、事後調査を可能とします。少人数のセキュリティ部門や情報システム部門において、初動対応に課題を抱えるご担当者様は是非ご参加ください。当日は構築ガイドを配付します。

デジタルトランスフォーメーション(DX)の発展を背景に、製造業においてもサイバーセキュリティへの新たな取り組みが必要となっています。ITセキュリティとOTセキュリティの垣根を無くしたセキュリティ方法論、CSIRTとPSIRTの垣根を無くした組織論など、東芝グループが進めるDX時代のセキュリティトランスフォーメーションについてご紹介します。

プロフィール：

1991年株式会社東芝入社。2016年10月より東芝デジタルソリューション株式会社 インダストリアルICTセキュリティーセンター長、2018年4月より株式会社東芝 サイバーセキュリティセンター長、東芝グループのサイバーセキュリティ態勢強化を推進。G20 Dizitizing Manufacturing Conference Cyber Security Workshop co-chair(2017), CeBIT Industrial Cyber Security Workshop panelist(2017), 1st German-Japanese Digitalization-Dialogue speaker(2017), Securing Global Industrial Value Networks － synchronizing international approaches panelist(2018)

多くの企業がワークロードのクラウドへの移行を進めるなか、特にパブリッククラウド上でのセキュリティに関しても関心が高まっています。各パブリッククラウドベンダーが提供するネイティブセキュリティだけで十分なのか？クラウド特有のセキュリティ検討項目とは？頻発するクラウドからの顧客情報、個人情報流出に対してどうすればいいのか？　それらに対するパロアルトネットワークスからの「クラウドセキュリティ」によるアプローチをご紹介します。

プロフィール：

2007年よりGoogleエンタープライズにて9年に渡りクラウドビジネスの立ち上げに従事。2008年にGoogle App Engineなども担当しPaaSのコンセプトに共感。2018年よりパロアルトネットワークスでクラウドセキュリティ責任者。

企業のセキュリティ対策の効果を最大限に発揮するためには、ネットワーク・ゲートウェイ・エンドポイントを可視化し、すべてのユーザ・データ・アプリケーションに対して一貫性のあるセキュリティ対策を講じる必要があります。本講演では、これらの要件を満たすアーキテクチャに精通したエンジニアがトータルサポートする『次世代ファイアウォール』『次世代エンドポイント』のセキュリティ運用について説明致します。

プロフィール：

セキュリティエンジニアとしてファイアウォールを始めとしたセキュリティ製品のセリング、デリバリー、サービスの企画に従事。セキュリティライフサイクルレビューを数多く実施しセキュリティ対策の重要性を訴求している。

Trustwaveは、ガートナー社による評価でリーダークアドラント（MSS Worldwide部門）を獲得したグローバルMSSPであり、各種サービスの提供を通して顧客企業の機密情報を保護し、リスクを低減するお手伝いをしています。当社が、長年の知見と独自調査に基づいたグローバルセキュリティレポート(GSR)を発行するようになって今年で10年になります。本セッションではGSRで報告されているセキュリティトレンドと、最新のサイバー攻撃事例を紹介し、そのような攻撃からいかに自身の組織を守るべきかについて解説します。

プロフィール：

国内大手精密機器メーカーでR&D、ネットワークエンジニアを経験後、米国大手ネットワーク機器メーカーに勤務し、主に通信事業者の大規模プロジェクトに参画。その後、軸足をセキュリティにずらして米国、イスラエル等のセキュリティ機器ベンダーを歴任。「今後セキュリティはアウトソースする時代」との考えから、2017年よりグローバルMSSPのTrustwaveに勤務し、マネージドセキュリテイサービスの普及、拡販に努めている。

成果をあげていること、そうではないこと。この40年間というもの、脅威の進化や大量のデータに対処するために、セキュリティの運用も進化を余儀なくされてきました。企業はSOCの効果と効率を高めるために、絶えず新しいテクノロジとプロセスを試行しています。今日のSOCで何が成果をあげているのか、そして組織ではセキュリティ運用のさらなる進化に向けてセキュリティをどのように再構築すればよいのかを説明します。

プロフィール：

前職のArcSightでは、セキュリティ インテリジェンス業務の創設メンバーとして多数のSOCの実装と運用の管理に携わり、SOC戦略の監督に当たっていました。それ以前は、世界最大級のSOCの1つであるHPのGlobal Cyber Defense Centerの責任者でした。また、2011年に起こったPlayStation Networkのセキュリティ侵害に対処するために、Sony Entertainment InternationalのSOCのゼロからの設立を統率しました。

企業業務は多くのネットワークサービスに依存しています。AWSだけでもプライベートIP及びパブリックIPスペースを使用したものがあります。また、社員利用PCからのインターネット利用も増大する一方。東急ハンズ様は、全てのネットアクセスをAWS上のVM-Series経由にすることで、これらの課題を解決しました。本セッションでは、AWSを通したセキュアなネットアクセスを構築したその事例を解説します。

プロフィール：

2011年から、AWSソリューションアーキテクト。大規模サービス、ネットワーク関連サービスを担当。

クラウドを利用するメリットは、必要な時に必要な分だけITリソースを即時に入手することにより、ビジネスのアジリティを高めることにあります。一方で、スピードを求めるあまり、セキュリティの検討に関する工数や時間が削減されることでリスクが高まる恐れもあります。このセッションでは、アジリティを犠牲にしないセキュリティのオートメーション化の実践方法について説明します。

プロフィール：

日本マイクロソフト株式会社でWindows OSの高度障害解析エンジニアとして、主にActive Directory・暗号化関連のセキュリティモジュールの障害解析を担当。Microsoft Azureのクラウドソリューションアーキテクト、AWS Japan社のソリューションアーキテクトとしてクラウド導入支援に従事した後、2017年より現職でセキュリティに特化したクラウドアーキテクトとして活動。

パロアルトネットワークスのUnit 42チームは、脅威の徹底的な調査に日々取り組んでいます。この取り組みとパロアルトネットワークスの大規模なテレメトリにより、最近の傾向と現在の脅威の実態を的確に把握し、次に起こりそうなことを十分な情報に基づいて予測することができるようになりました。現在まん延している脅威と攻撃者について詳細に説明し、防御する側として適切に備えるための手段を紹介します。

プロフィール：

Simon Conantは、マルウェアとインフラストラクチャの分析、ネットワーキング、および情報セキュリティの分野で四半世紀にわたり国際的に活躍し、Microsoft Security Response Centerでも長年にわたる実績を残しました。MicrosoftのCSS Security & Internet Crime InvestigationチームとInternational Botnet Task Forceの設立にも関わりました。

多くの企業がビジネス上のメリットを促進するためにデジタルトランスフォーメーションの取り組みを推進しています。これまでの企業システムが一元管理されたデータセンタから、分散化されたアプリケーションや集約されたデータ環境へと移行が進み、かつてないほどネットワークとセキュリティが複雑化していきます。VMwareの提唱するVirtual Cloud Networkは、これらの課題を解決し、デジタルビジネスへの移行を効率化します。

このセッションでは、SaaS型の脅威情報自動化基盤を提供するサービス、AutoFocusの有効活用について解説します。脅威の自社・業界別での動向や未知の脅威の調査・分析を迅速化する活用方法、様々な外部ソースの脅威情報をブラックリスト化して外部デバイスにフィードするフローの自動化について、解説いたします。

プロフィール：

18年間総合ITベンダーでカスタマーサポートやネットワークエンジニア、プロジェクトマネージャー、プリセールスエンジニアを経験し、主にネットワーク製品・セキュリティ製品を取り扱う。現在は金融機関のお客様を担当するプリセールスエンジニアに従事。パロアルト社内で脅威インテリジェンス・ワーキング・グループを立ち上げ、何がお客様にとって有益なのか、その活用方法について日々勉強中。