講演内容:
HPE Arubaの技術で実現する広帯域で可用性のあるネットワーク、採用までの経緯を他社製品と比較しながら、有線LAN、無線LANの設計から導入まで実際に構築を行ったエンジニアがご紹介致します。
SCSKが2016年末に構築したアステラス製薬つくば研究センターの全面無線化330台の導入事例の紹介になります。
国内最大の創薬研究用拠点で研究用データやレントゲン画像等含めた大容量の研究用トラフィックが流れています。
Aruba無線でセキュリティを確保しながら、802.11acによる全面無線化を行ったことで柔軟なレイアウトとなり、業務効率化が図れました。
つくば研究センターは、東京ドーム4個分の広大な敷地に13の棟があります。コアスイッチと各棟スイッチはスタック仮想化を行い、コアスイッチ~棟スイッチ間は10G4本のリンクアグリゲーションで広帯域化と可用性を図っています。また、棟スイッチ~各フロアとの接続も1G2本のリンクアグリゲーションを利用し、スパニングツリーを使用しない広帯域なネットワークを構築しました。
社長の年頭挨拶や薬の情報等もArubaの無線LANを採用したことでマルチキャスト動画で配信しています。
また、2017年8月以降 焼津製剤研究センターへ240台の無線AP、高萩合技研究センターへ120台の無線AP、つくばバイオ研究センターへ85台の無線APを導入していっております。今年度、日本橋の本社や別館ビル、富山技術センター、高岡工場へ展開予定となっております。