グローバルにつながるサイバー空間と実空間の融合が進み、ユーザーに大きなメリットが期待される一方で、サイバー攻撃はますます増加し、社会インフラをも巻き込むこれまでにないリスクが発生しています。あらゆる組織はこの脅威に対処する必要性が生じていますが、特にさまざまな国家イベントを間近に控えた日本の基盤を支える事業者にとっては喫緊の課題となっています。今回のセミナーでは、国のサイバーセキュリティ政策とグローバルなインテリジェンスコミュニティのセキュリティに対する視点をご紹介すると同時に、重要インフラセクターの団体や企業が必要とする最新のセキュリティ技術と解決のためのソリューションを各分野の有識者と共にお伝えいたします。
ぜひご参加を検討ください。

セミナー概要

名称

経営戦略としてのサイバーセキュリティ

国民生活の基盤を支える重要インフラへの提言

日時

2019年5月29日 (水) 14:25~18:10(受付時間 14:00~)

会場

ウェスティンホテル東京 B2階 ギャラクシー

〒153-8580 東京都目黒区三田1-4-1[会場地図

対象

①重要インフラ事業※に携わる方
②重要インフラ事業者とお取引のある企業のIT部門、経営層の方
③製造業のIT部門、経営層の方
④上記企業にITシステムを納入する商社の方

  • ※重要インフラ事業とは、情報通信/金融/航空/空港/鉄道/電力/ガス/政府・行政サービス/医療/水道/物流/化学/クレジット /石油の14分野になります。

定員

700 名

受講料

無料(事前登録制)

主催

株式会社 日本HP

協賛

インテル株式会社 日本マイクロソフト株式会社

協力

日本ヒューレット・パッカード株式会社

メディア協力

プログラム

14:25 - 14:30

ご挨拶

株式会社 日本HP
代表取締役
社長執行役員

岡 隆史

14:30 - 14:50

特別講演

講演概要:

政府、自民党の最新のセキュリティへの取り組み状況と新たな課題を説明します。

自由民主党
サイバーセキュリティ対策本部長

高市 早苗

14:50 - 15:30

基調講演1

重要インフラを中心とした国のサイバーセキュリティ政策

講演概要:

サイバー空間と実空間の一体化の進展に伴い脅威が深刻化するなかで、日本は今後様々な国家的イベントを予定しています。このセッションでは重要インフラを中心に今日のサイバー攻撃の実態とそのリスクを整理し、 ICTの利活用の観点から政府全体のサイバーセキュリティ政策を説明します。さらに安全保障の観点 から、海外の動向や日本における対策を解説します。

総務省
サイバーセキュリティ統括官

竹内 芳明

15:30 - 16:20

主催者セッション1

HPのセキュリティへの取り組みとソリューション

講演概要:

このセッションでは深刻化する脅威に対する最新のテクノロジーを紹介します。HPからは長年取り組んでき たハードウェアに基づくサイバーレジリエンスの技術に加えて、プロアクティブなセキュリティ管理サービス やAI技術を用いたゼロデイ攻撃対策を解説します。さらにBromium社からはHPのセキュリティ管理サービスの核となるユニークなマイクロ仮想化による隔離/封じ込め、セキュリティイベント、攻撃のキルチェーン、リスクプロファイルのリアルタイム監視、分析、レポート技術について解説します。

株式会社 日本HP
専務執行役員 パーソナルシステムズ 事業統括

九嶋 俊一

Bromium SVP
Corporate Strategy and Technology

Sherban Naum

16:20 - 16:40

休憩

16:40 - 17:20

主催者セッション2

重要インフラのレジリエンスを実現するアーキテクチャ

講演概要:

重要インフラの制御を行うオペレーショナルテクノロジー(OT)は典型的な ITシステムとは異なるセキュリ ティ機能が求められます。今日、これらの産業用の制御システムに対するランサムウェアや国家による攻撃が 飛躍的に増えています。このセッションでは、重要インフラにおける新たなセキュリティ問題を明示し、HP DaaS Proactive Securityを用いたソリューションとアーキテクチャーを解説します。

米国HP
Cyber Security Practice Lead,
Global DAAS Professional Service

Stuart Phillips

17:20 -

基調講演2

インテリジェンスコミュニティーの最前線から見た脅威の現状と日本

講演概要:

インターネットによって全てがつながった世界での脅威は、グローバルな視点でとらえる必要があります。この セッションでは長年インテリジェンスコミュニティーの最前線でセキュリティに取り組んできた経験をもとに、 サイバー犯罪やサイバー戦争の最新の事例を説明します。さらにサプライチェーンリスクへの対応からセキュリティへのAIの利用まで日本企業がとるべき対応についてのポイントを提示します。

元DIA(アメリカ国防情報局)CTO
Cyber Security Practice Lead,
Global DAAS Professional Service

Bob Gourley

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。
  • ※株式会社 日本HPの競合となる企業様からのお申し込みはお断りさせていただく場合がございます。
  • ※定員を超えるお申込みがあった際には、ご参加をお断りさせていただく場合がございます。

登壇者

高市 早苗

自由民主党 サイバーセキュリティ対策本部長

奈良2区選出(当選回数 8回)。衆議院議院運営委員長。 総務大臣(4回連続任命で史上最長在任期間を務める)・党政務調査会長・党広報本部長・経済産業副大臣(3内閣)・内閣府特命担当大臣(2内閣)・ 衆議院文部化学委員長などを歴任。

竹内 芳明

総務省 サイバーセキュリティ統括官

1985 年 郵政省(現・総務省)入省/2003 年 情報通信 政策局 技術政策課 研究推進室長/2006 年 情報通信 政策局 宇宙通信政策課長/2007 年 総合通信基盤局 電気通信事業部 電気通信技術システム課長/2008 年 総合通信基盤局 電波部 移動通信課長/2011 年 総合通信基盤局 電波部 電波政策課長/2014 年 東北 総合通信局長/2015 年 経済産業省 大臣官房審議官 (IT 戦略担当)/2017 年 総合通信基盤局 電波部長/ 2018 年 サイバーセキュリティ統括官(現職)

Sherban Naum

Bromium SVP, Corporate Strategy and Technology

Bromium社のSVP、そして経営戦略と技術を担当。ソフトウェアおよび防衛市場で20年以上の販売経験を持つエグゼクティブビジネスプロフェッショナル。 顧客の信頼を獲得し、複雑なエコシステム全体の戦略的目標を解決しながら、ビジネスを成功に導いた実績のある組織リーダー。

Stuart Phillips

米国HP Cyber Security Practice Lead, Global DAAS Professional Service

サービスと製品の両方におけるサイバーセキュリティの指導的役割を10年以上経験。シンガポールを拠点とするアジア太平洋地域のセキュリティ製品の製品マーケティングマネージャ。サイバーセキュリティコンサルティング業務の作成および指導、評価およびコンプライアンス報告のためのサービス提供の開発、プロジェクト管理契約、ホワイトペーパーの作成、顧客テスト環境の構築、マーケティング担当、会議での発表、および幅広い顧客エンゲージメントを担う。

Bob Gourley

元DIA(アメリカ国防情報局)CTO OODA LLC CTO&共同創業者

米国海軍インテリジェンスオフィサーを経験後、DoDのサイバー防衛組織 JTF-CND(DoD初めてのサイバー軍)で最初のインテリジェントディレクター(J2)。 その後、国防情報局(DIA)の最高技術責任者として政府に戻った。世界で最も影響力のあるトップ25のCTOの1人に選ばれた。