コロナ禍において、これまでかつてない程の大きなデジタルによる変革が進められてきました。この流れは変わらず、今後さらに加速していくことでしょう。

一方こうしたDXの推進に伴い、企業はIT運用の課題に直面しています。クラウドや新技術の積極活用によりシステムは複雑化し、もはや人的運用では対応不可能な状態になってきています。情報システム部門においては、『2025年の崖』で示されているように、いまだレガシーシステムの保守運用に多くのリソースが割かれているにもかかわらず、人員不足やコスト削減に対応していかなければなりません。この状況を打破するには、従来の運用のやり方を、そこに根付く文化とともに変革する必要があります。

本セミナーでは、基調講演に、大阪ガス 情報通信部 デジタル推進チームでマネジャーを務める野波氏をお招きし、経済産業省の「DX注目企業2021」に選定された大阪ガスのDXへの取り組みについて、経営の仕組みやIT施策などの観点からご紹介いただきます。そして後半、運用変革の具体策として、DXへ追随していくためのこれからの運用手法をご提案します。

プログラム

14:00 - 14:05

ご挨拶

オージス総研

14:05 - 14:35

第一部

大阪ガスのDX推進活動のご紹介

講演内容:

大阪ガスにおけるDX推進するための取り組みをご紹介させていただきます。DXによる業務改革への取り組みは、現場が長年にわたってカイゼンを突き詰めた「現在の姿」と、現在の事業環境から考えられる「あるべき姿」とのせめぎあいとなり、ボトムアップで大きな業務改革を進めることが大変難しいことがわかりました。まだまだ道半ばではありますが、これら課題に対応するためのDX推進体制や人材育成方針、いくつかのDX事例をご紹介させていただきます。

大阪ガス株式会社

情報通信部 デジタル推進チーム 兼
基盤構築プロジェクト室 マネジャー

野波 成

14:35 - 15:05

第二部

DX推進を成功に導くためのシステム運用高度化とは

講演内容:

DXを進めていくと、システムが複雑になり、管理対象が爆発的に増えていきますので、今まで通りの24時間人力で対応するというシステム運用では成り立たなくなります。
また、最近では、DXの流れに合わせて『システム運用の自動化』から『システム運用の高度化』にトレンドが変わってきております。
本講演では、DX推進を成功に導くためのシステム運用高度化のあり方についてご説明させていただきます。

株式会社フィックスポイント

代表取締役

三角 正樹

15:05 - 15:35

第三部

Cloud Archで実現する運用高度化への一手

講演内容:

DXの推進やより柔軟な働き方を実現するためには、思い切った運用の自動化や Ops Anytime&Anywhereといった運用の高度化が経営的な観点からも不可欠です。
従来は熟練の運用技術者が拠点に常駐し、システム状態を分析し、定常的な運用業務を最小化しつつシステム障害にも対応していました。この熟練の運用品質をシステムで実現した運用自動化ソリューション「Cloud Arch」をご紹介させて頂きます。

株式会社オージス総研

プラットフォームサービス本部 クラウド基盤ソリューション部
マネジャー 

吉野 幸喜

15:35 - 15:40

アンケート記入

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

経営戦略としてのIT運用DXセミナー

~自動化・高度化が実現する新たな運用の姿で、2025年の崖を飛び越える!

日時

2021年12月10日(金)14:00 - 15:40

会場

オンライン

定員

100 名

受講料

無料(事前登録制)

主催

株式会社オージス総研

共催

株式会社フィックスポイント

メディア協力