市場が飽和した今、新規顧客獲得に注力するだけでは長期継続的な事業成長は望めません。5年後、10年後にも生き残るには、既存顧客のリピーター化や顧客単価の向上を通じてLTV(Life Time Value/顧客生涯価値)を積み上げていかなければなりません。そして、LTVを積み上げるにはCXを改善して顧客の離脱を防ぐことが不可欠です。他方、CRM、SFA、マーケティングオートメーション、チャットボット、FAQなど、CXを改善する方策はこの数年で大きく増えました。

「一体我が社では、CX改善をどのように実践していくべきなのか?」

CX Academia 2022 Spring は、経営層やマネジメント層の皆様が、この問いへの答えを導き出すための一助としていただくための1Dayオンラインイベントです。


こんな課題を抱える方におすすめ

  • ・LTV改善による安定的な業績向上を目指している経営者
  • ・顧客サポート品質の向上、サポート業務の効率化に取り組んでいるカスタマー
    サポート、カスタマーサクセス、コンタクトセンターといった部門の責任者
  • ・先進企業の顧客体験に関わる取り組みに興味関心があるカスタマーサポート、
    カスタマーサクセス、コンタクトセンターといった部門の責任者
  • ・オンライン顧客接点の改善に取り組んでいるマーケティング、ウェブ運用といった
    部門の責任者

プログラム

10:00 - 10:10

オープニング

いまなぜCXなのか? 本日のセッションのご紹介

講演内容:

CX Academia 2022 Springのオープニングセッションとして、Nota株式会社 代表取締役CEO 洛西一周より、弊社や本イベントの趣旨を紹介します。

氏名

Nota株式会社

代表取締役CEO

洛西 一周

プロフィール:

2007年に渡米してNotaを設立。スクショ共有ツール「Gyazo」、知識共有サービス「Scrapbox」などの開発を主導。現在は、2019年にリリースした検索型FAQ「Helpfeel」によるセルフサービス型CXを業界標準にすることをミッションとしている。

10:10 - 10:50

基調講演

Salesforceが実践する、カスタマーサクセスとCXの最前線

講演内容:

SFA/CRMといったCXに関わるプロダクトの開発・提供はもちろん、カスタマーコミュニティ「Trailblazer Community」の運営など、先駆的な取り組みを続けているセールスフォース・ジャパン社。そんな同社がカスタマーサクセスをどのように捉え、CX改善にどのように取り組んでいるのかを同社 カスタマーサクセス 統括本部 マーケティング&イネーブルメント本部 本部長の坂内 明子氏に解説いただきます。

氏名

[ゲスト]

株式会社セールスフォース・ジャパン

カスタマーサクセス 統括本部
マーケティング&イネーブルメント本部 本部長

坂内 明子

プロフィール:

大学卒業後 2004年現 株式会社セールスフォース・ジャパン入社、インサイドセールス、カスタマーサクセスの立ち上げの後、セールスエンジニアとして自動車メーカー等のプリセールスを担当。その後2015年にカスタマーサクセスグループにて自走ユーザコミュニティの立ち上げを手がける。

11:00 - 11:30

「くらしのマーケット」の急成長を支えるCXの極意

講演内容:

ハウスクリーニングや引っ越しといった日常サービスにおけるサービス提供者/ユーザーのマッチングサービス「くらしのマーケット」を展開している同社。その急成長を支えるCXの極意を、みんなのマーケット株式会社 執行役員 兼 コンサルティング本部長の對馬 裕一 氏と、 CSチームリーダーの井坂 陽 氏に紹介いただきます。

氏名

[ゲスト]

みんなのマーケット株式会社

執行役員 兼 コンサルティング本部長

對馬 裕一

プロフィール:

株式会社リクルートに新卒入社、営業と事業企画に従事し退職。
2016年みんなのマーケット株式会社に入社。マーケティング本部にて出店者獲得の営業業務に従事したのち、コンサルティング本部の本部長就任。現在に至る。

氏名

[ゲスト]

みんなのマーケット株式会社

CSチームリーダー

井坂 陽

プロフィール:

ヤフーに新卒入社。決済金融ユニットの営業として従事。その後、シェアリングエコノミーのスタートアップに4人目のメンバーとして参画。インサイドセールスやカスタマーサクセスの立ち上げや大手企業やイベント会社とのBizdevを通じて、会社の成長に寄与。現在はみんなのマーケットでCSチームに所属。

11:40 - 12:10

デモで解説!「Helpfeel」はどのように検索ヒット率98%を実現しているのか?

講演内容:

同じような内容の問い合わせが多いことで、 「お客様サポート業務が逼迫してしまっている…」 「お客様対応の品質が下がってしまっている…」 といった課題を感じていませんか? このような課題を解決するには、お客様自身による疑問の解決を促す「自己解決型」サポートの仕組みを構築し、業務を効率化して人的リソースを有効に活用できるようにすることが重要です。
本セッションでは革新的な疑問解決エンジン「Helpfeel」の機能や特徴、問い合わせを減らす仕組みを紹介します。実際の導入企業様のFAQサイトをご覧いただきながら、「よくある問い合わせを減らす」手法について解説します。

氏名

Nota株式会社

セールス部

岩本 あづさ

プロフィール:

新卒で野村證券株式会社に入社し、新規法人/個人開拓営業を経験。1年間で新規開拓数80件/入金3億の目標を果たす。その後、IT業界やミッションに共感しfreee株式会社に入社。フィールドセールスを経験し、既存顧客向けインサイドセールスの立ち上げに従事。2021年5月にインサイドセールス1人目としてNotaへjoin。

13:00 - 13:45

「ライスフォース」でお馴染み!
D2C大手のアイムが実践するオペレーター向けFAQを
活用した“伸びる”コールセンターづくり

講演内容:

株式会社アイム カスタマーコミュニケーション部 部長の宇津木 りえ氏がゲストとして登壇。「世界中の人々に笑顔と感動を届けたい」という想いのもと、美容や健康にまつわる商品ブランドとして医薬部外品のスキンケアブランドの『ライスフォース』『ブライトエイジ』と、錠剤タイプの指定医薬部外品『リゲイン トリプルフォース』を展開している同社。D2C(※1)通販大手である同社が展開している「オペレーター向けFAQ」を活用したコールセンター運営についてお話しいただくトークセッションです。モデレーターを務めるのはパーソルプロセス&テクノロジー株式会社 ICTアウトソーシング統括部 統括部長 小野 陽一 氏。同社の先進的な取り組みに鋭く切り込みます。

氏名

[ゲスト]

株式会社アイム

カスタマーコミュニケーション部 部長

宇津木 りえ

プロフィール:

大手通販会社・コンサルティング会社、コールセンター会社を経験し、転居を機に香川県に本社を構える株式会社アイムへ転職。自社コンタクトセンターと複数の外部拠点のセンターを統括している。 市場環境や顧客ニーズの変化にともない、お客様へのサービスや、センター業務のデジタルシフト変革を進めている。

氏名

[モデレーター]

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

ICTアウトソーシング統括部 統括部長

小野 陽一

プロフィール:

2008年にパーソルプロセス&テクノロジーへ入社。入社後、4年間は顧客の営業・マーケ支援、サービス企画や運用設計の支援を担当。その後、同社の関西支社の立上げを経験し、現職に至る。現在はIT業界向けのBPO事業を管掌すると共にドローン事業やSaaS事業の立ち上げなど、新規事業も担当。SaaS事業ではユーザー接点のDXをテーマにカスタマーサポート領域の変革を目指して活動している。

13:55 - 14:40

ラクスルが語る!
2022年以降におけるデジタル顧客体験の理想形

講演内容:

ラクスル株式会社 執行役員 ラクスル事業本部COOの高城 雄大 氏がゲストスピーカーとして登壇。印刷・集客支援のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」を開発・運営している同社が取り組んでいるCX(カスタマーエクスペリエンス)改善の取り組みをご紹介いただきます。同社は、「Helpfeel(ヘルプフィール)」を導入してお客様自身による問題解決の促進に積極的に取り組んでいます。「Helpfeel」導入に至った決め手、さらに同社が考える2022年以降におけるデジタル顧客体験の理想形についてもお話いただきます。そして、モデレーターを務めるのは株式会社Preferred Networksでマーケティングを担当している島袋 孝一 氏。​​同社の先進的な取り組みに鋭く切り込みます。

氏名

[ゲスト]

ラクスル株式会社

執行役員 ラクスル事業本部COO

高城 雄大

プロフィール:

NTTコミュニケーションズ、プライスウォーターハウスクーパースにてアジア各国でのITインフラ開発やサプライチェーン、販売プロセス改善プロジェクト等に携わる。ラクスル参画後は経営企画やプロダクト開発、複数の新規事業開発などを経て現職。現在は印刷事業全体および事業インキュベーション部門の統括、グループ会社の経営支援に取り組む。

氏名

[モデレーター]

株式会社Preferred Networks

マーケティング

島袋 孝一

プロフィール:

2004年パルコ入社。店舗リーシング・販促宣伝、経営企画室を経て、2013年よりデジタルマーケティングに従事。2016年キリン入社。グループ横断のデジタルマーケティング部にて、LINE公式アカウント、SNS運営に従事。2019年ヤプリにマーケティングスペシャリストとして参画。企業のオムニチャネル ・OMO支援を行う。2022年1月より株式会社Preferred Networksに参画。

14:50 - 15:35

導入後わずか1ヶ月で問い合わせ数6割減の事例も!
Helpfeel導入企業への伴走支援の紹介

講演内容:

「Helpfeel」導入時には、WebディレクターとテクニカルライターがFAQサイトの構築を担当します。また、運用開始後はカスタマーサクセスが月次定例会や改善提案を通じて伴走支援します。本セッションでは、Helpfeel導入前後の支援体制や改善提案の事例、FAQ分析の方法などについて、現役のWebディレクターとカスタマーサクセスが解説します。

氏名

Nota株式会社

サービス部 Webディレクター

松山 公平



氏名

Nota株式会社

サービス部 カスタマーサクセス

小椋 未来

プロフィール:

金融会社での営業事務、広告会社での営業を経験し、Notaに入社。Helpfeelのカスタマーサクセスを担当している。前職からやりがいに感じていた「関わる方のために行動する」を、全力でできるカスタマーサクセスに魅力を感じ日々業務を行なっている。前職で培った課題解決や目標達成に向けた提案やサポート力を、現在の業務にもつなげて行きたいと考えている。

15:45 - 16:30

大ヒット連発!家電メーカー「siroca」の
カスタマーサポートDXの戦略と取り組み

講演内容:

シロカ株式会社 社長補佐の長島 利通 氏がゲストスピーカーとして登壇。ヒット商品を連発している家電ブランド「siroca」の顧客サポートDXの戦略と取り組みをご紹介いただきます。同社は、「Helpfeel(ヘルプフィール)」を導入してお客様自身による問題解決の促進に積極的に取り組んでいます。「Helpfeel」導入に至った決め手や導入後の効果、今後の展望についてもお話いただきます。 そして、モデレーターを務めるのはディー・エヌ・エーの共同創業者であり、現在は投資家として活躍している川田 尚吾 氏。同社の先進的な取り組みに鋭く切り込みます。

氏名

[ゲスト]

シロカ株式会社社

社長補佐

長島 利通

プロフィール:

1986年にソニー株式会社に入社後、民生用音響・映像機器を中心に、商品企画、事業戦略、マーケティング、ネットワークサービス等多岐に渡る業務を担当。2013年に株式会社LIXILに入社し、マーケティングとブランド戦略を担当。2018年にシロカ株式会社に入社。現在、マーケティング、商品企画の他、全社の経営改善活動を担当。

氏名

[モデレーター]

投資家

川田 尚吾

プロフィール:

東京都立大学大学院にて博士号を取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、1999年にディー・エヌ・エーを共同創業。現在は同社顧問、産業技術大学院大学客員教授。また、エンジェル投資家として、日米欧のスタートアップへの投資・支援を行う。主な投資先はウォンテッドリー、スマートニュース、フリークアウト、Viibarなど。

16:40 - 17:10

革新的な開発を続ける「Helpfeel」の新機能の紹介とCXに与える影響

講演内容:

検索ヒット率98%を誇る革新的な検索型FAQ「Helpfeel」は、今なお進化を続けています。本セッションでは、Nota株式会社 開発本部長の秋山 博紀 より、「Helpfeel」の新機能をご紹介します。

氏名

Nota株式会社

開発本部長

秋山 博紀

プロフィール:

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科卒。11歳の頃からソフトウェア作家として活動し、2005年経済産業大臣賞を受賞。2008年未踏ソフトウェア創造事業採択。大学院在籍中にはユーザーインタフェースおよびインタラクションデザイン研究し、大学院修了後は全世界2,000万ダウンロードのカメラアプリを開発するBitcellar, Inc.に共同創業者として参画。2015年にNota, Incに入社後、VP of Engineeringとして開発チームのマネジメントや組織づくりに従事。

17:10 - 17:20

クロージング

各セッションの振り返りとまとめ

氏名

Nota株式会社

代表取締役CEO

洛西 一周

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

CX Academia 2022 Spring

〜LTVを激増させる先進企業のCX(顧客体験)哲学を紐解く
1Dayオンラインイベント〜

日時

2022年3月25日(金)10:00 - 17:20

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

Nota株式会社

メディア協力