新型コロナウイルス感染症のパンデミックから約2年半が経ち、日本企業の働き方は「見切り発車のテレワーク」から、従業員に支持される「より良い働き方」を探すフェーズとなっています。

これからの企業は、自社のカルチャーや「ありたい姿」と照らし合わせてさまざまな働き方のメリット/デメリットを見極め、多様な選択肢から最適なものを時々で使い分けられる「ハイブリッドワーク」の提供が必須となることでしょう。この一連の流れの中でFAXやハンコといった場所やモノに依存したワークフローのデジタル化も進みました。

しかし、従来型の働き方・業務をデジタルに転換しただけでは真のDXは実現しません。「DXによるビジネス変革」を目指す変化が求められます。ただし、その着手と継続には障壁が多く、DX推進のリーダーや情報システムの実務担当者は日々その打開策の検討に孤軍奮闘する状況です。

本イベントは「ハイブリッドワーク」と「DX」をメインテーマに、日本企業のためのDX推進の道筋を最新の技術動向や事例を交えて紹介します。
「moconavi CONNECTED DAYS 2022 Autumn」で「ハイブリッドワーク」と「DX」を実現・推進する手段を一緒に考えてみませんか。

こんな方々におすすめ

  • オフィス勤務と在宅勤務両方の有効活用を考えている経営者・経営幹部の方、ITリーダー
  • デジタル化は進んでいるが、その先の具体的な業務改革に課題を感じているDX推進リーダー
  • 従業員コミュニケーションに課題を抱える経営者・経営幹部の方
  • DXによってビジネスの革新を目指す企業の経営者・経営幹部の方

当イベントで得られる情報

  • ハイブリッドワーク実現を支える最新の技術動向
  • 情報システム部門が周囲を巻き込んでDX推進を成功させる方法
  • 自らDXを推進し課題解決を進める組織の作り方

プログラム

  • Day 1
  • Day 2
  • 13:00 - 13:40

    対談

    ハイブリッドワークの本当の価値は? 組織を変える「3つのハイブリッド」

    柔軟な働き方を実現する「ハイブリッドワーク」が提唱され久しいものの、それを実現している企業は多くありません。テクノロジーが進化し、どこで働いても同じパフォーマンスを出せる環境は整っています。一方で組織が新しいテクノロジーを取り入れるにはさまざまな障壁を乗り越える必要があります。どうすれば組織のマインドを変え、ハイブリッドワークを実現できるでしょうか。
    本セッションは、従業員がよりよい働き方を積極的に選択するためにITチームにできることを考えます。

    日本マイクロソフト株式会社

    パートナー事業本部 クラウドパートナー開発本部 パートナーディベロップメントマネージャー

    山口 裕土 氏

    株式会社レコモット

    代表取締役 CEO

    東郷 剛 氏

    13:40 - 14:20

    事例講演

    北國FHDのDXを支えるハイブリッドワーク

    地域のDXを進める北國フィナンシャルホールディングスの組織文化と働き方改革の変遷を振り返りながら、ポイントのひとつであるハイブリッドワークについて紹介します。

    株式会社北國銀行

    システム部長

    株式会社デジタルバリュー

    取締役兼テクノロジー部長

    岩間 正樹 氏

    14:25 - 14:55

    A-1

    採用多数!自治体DXに欠かせないBYODでのハイブリッドワーク実現

    株式会社レコモット

    B-1

    電子契約ではじめるハイブリットワーク

    GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社

    15:00 - 15:30

    A-2

    HENNGEが働き方をハイブリッドワークに変化(へんげ)した話

    HENNGE株式会社

    B-2

    企業に求められるサスティナブルな組織づくりのポイントとは?
    ~働き方の多様化と組織力向上を両立する具体施策~

    株式会社HRBrain

    15:35 - 16:05

    A-3

    これからはハイブリッドワークの時代!
    でも実際のところ社内外のコミュニケーションどうする?

    シスコシステムズ合同会社

    B-3

    ハイブリッドワーク時代におけるエンゲージメント向上施策について

    株式会社カオナビ

    16:10 - 16:50

    DX最終宣告:生き残りをかけたハイブリッドワークと組織のトランスフォーメーション

    ハイブリッドワークを実現するための技術は十分整ったにもかかわらず、その恩恵を十分に受けられている組織はまだ多くありません。時間や場所を固定した働き方しか経験のない組織は、ツールが普及しても変化を受け入れる文化が醸成されていないからです。では「真のハイブリッドワークの価値を引き出すには、どのようなマインドチェンジが必要でしょうか。本セッションはハイブリッドワークの価値を最大化する組織への道筋を指南します。

    青山学院大学 教授 /アバナード株式会社 デジタル最高顧問

    音楽家

    松永 エリック・匡史 氏

    青山学院大学大学院修了。バークリー音楽院出身のアーティストとしての感性を生かしアクセンチュアなどの外資系のコンサルティング企業で活躍した後、デロイトトーマツ コンサルティング メディアセクターAPAC統括パートナー、PwCコンサルティング デジタルサービス日本統括パートナーとして、デジタル事業を立ち上げた。2018年よりONE NATION Digital & Mediaを立ち上げ、大手企業を中心にデジタル変革(DX)のコンサルを行う。2019年、青山学院大学 地球社会共生学部 (国際ビジネス・国際経営学) 教授に就任、アーティスト思考を提唱。学生と社会人の共感と創造の場「エリックゼミ」において社会課題の解決に挑む。事業構想大学院大学 特任教授。

  • 13:00 - 13:40

    パネルディスカッション

    徹底討論:「DX推進がなぜかうまくいく組織」は何が違うか、成功の方程式は

    この2年半ほどの間に、テレワーク推進と併せて、業務やワークフローのデジタル化を進めた企業は多いことでしょう。「脱紙、ハンコ」は有意義なものですが、紙とハンコの働き方をデジタルに転写しただけでは、デジタルの真の価値を得られず「デジタル化停滞企業」になってしまいます。
    新しい価値を作り出すDXを実現するには、デジタル化の「先」を見据えたDX推進の計画を立てる必要がありますが、企業の中には様々な障壁があり、ITチームだけでは突破できない課題が多数存在します。本セッションは、DXの推進現場をよく知るベンダーをお招きし、事例やユースケースを通じて「成功の方程式」を導き出します。

    サイボウズ株式会社

    執行役員 営業本部 エリア統括

    玉田 一己 氏

    ディサークル株式会社

    業務改革ラボ 所長

    関戸 紀仁 氏

    株式会社レコモット

    取締役

    谷口 裕志

    13:40 - 14:20

    事例講演

    情報過疎の無い、人に優しい仕組みづくりで強い会社へ

    コロナ禍を機に急速に進んだリモートワーク。自在な働く場所を獲得した裏側で、インフラ面の課題による情報共有不足はES(Employee Satisfaction)やエンゲージメントの低下に繋がります。この解決策として、コストを抑制しつつ安全にBYODでの業務を実現しDXにチャレンジしている地方企業グループの取組みとは...。

    株式会社サーラビジネスソリューションズ

    管理グループ企画チーム 企画リーダー

    小出 輝雄 氏

    14:25 - 14:55

    A-1

    会社の課題を芋づる解決でDX!
    kintoneを周辺業務へ広げるメリットと方法

    サイボウズ株式会社

    B-1

    コロナ禍で就業管理はどう変わったか
    ~アフターコロナを見据えたDX推進~

    株式会社DONUTS/ジョブカン

    15:00 - 15:30

    A-2

    POWER EGGユーザが実践した
    「DXを成功に導く3ステップ」

    ディサークル株式会社

    B-2

    デジタル化で終わらせない!
    ワークフローから考えるDX推進のコツ

    株式会社エイトレッド

    15:35 - 16:05

    A-3

    デジタルワークプレイスに必須の業務プロセス完全デジタル化!
    ~「デジタルの民主化」に向けたSmartDB活用がカギ~

    株式会社ドリーム・アーツ

    B-3

    intra-martが提供する
    Digital Process Automation Platform

    株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート

    16:10 - 16:50

    特別講演

    組織も個人も成長し続ける働き方は何が違うか ~新時代の価値創出企業の「勝ちパターン」はこれだ

    テレワーク普及をきっかけに業務のデジタル化が進んだことで、どの場所からも同じように働くための環境は整いつつあります。しかし従来の働き方をデジタルに転写しただけでは、DXやイノベーションを求められるこれからの時代に対応するのは困難です。新しい価値を生み出す真のDXを実現するには、個人のマインド変革を促し、バリューサイクルを意識した組織運営が重要になります。本セッションはデジタル化を一歩前に進め、価値創出につなぐヒントをお伝えします。

    作家/ワークスタイル&組織開発専門家

    『組織変革Lab』主宰

    沢渡 あまね 氏

    あまねキャリア株式会社CEO/浜松ワークスタイルLab取締役/NOKIOO顧問/ワークフロー総研フェロー。DX白書2023有識者委員。浜松/東京多拠点生活。日産自動車、NTTデータなどを経て現職。経験職種は、IT部門、広報部門、ネットワークソリューション事業部門。認証基盤のITSMなどを歴任。400以上の企業/自治体で、働き方改革、組織変革、マネジメント変革の支援・講演および執筆・メディア出演を行う。
    著書『バリューサイクル・マネジメント』『新時代を生き抜く越境思考』『どこでも成果を出す技術』『職場の問題地図』『業務改善の問題地図』『ここはウォーターフォール市、アジャイル町』『IT人材が輝く職場 ダメになる職場』『運用☆ちゃんと学ぶシステム運用の基本』『新人ガールITIL使って業務プロセス改善します!』ほか。
    #ダム際ワーキング 推進者。

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

開催概要

名称

Webセミナー

moconavi CONNECTED DAYS 2022 Autumn

ハイブリッドワークとDX

日時

2022年11月1日(火)13:00 - 16:50
2022年11月2日(水)13:00 - 16:50

会場

オンライン

主催

株式会社レコモット

共催

株式会社HRBrain
株式会社エイトレッド
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート
株式会社カオナビ
サイボウズ株式会社
シスコシステムズ合同会社
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社
ディサークル株式会社
株式会社DONUTS/ジョブカン
株式会社ドリーム・アーツ
日本マイクロソフト株式会社
HENNGE株式会社
(協賛社50音順)

企画協力

アイティメディア株式会社 ITmedia エンタープライズ編集部

受講料

無料(事前登録制)

メディア協力