製造業においてDXに取り組む企業が増え、工場システム(OT)がますますIT化することでサイバーセキュリティのリスクが高まっています。またサイバー攻撃は年々高度化し、製造業においても被害が増加している状況を鑑み、経済産業省主導のもと「工場システムにおけるサイバー・フィジカル・セキュリティ対策ガイドライン(案)」が公開されています。
このような状況の中、製造事業者にとって何故セキュリティ対策が重要視されるようになったのか、またどのような対策を優先的に行うべきなのかについて、ガイドライン案と紐づけながら紹介することで、製造業全体のセキュリティ強化の必要性や対策の道筋を広く伝えることを目的としています。

プログラム

13:00 - 13:05

開会挨拶及びセミナー進行手法についての説明

株式会社プロット

13:05 - 14:05

基調講演

工場セキュリティガイドラインのポイント解説

講演内容:

デジタル化が進む製造事業者の工場に対するサイバーセキュリティリスクが高まっている背景から、経済産業省主導で策定が進められている工場セキュリティガイドラインについて、策定の背景や内容を紐解きながら、製造事業者としてどのような対策を優先的に進めるべきかについて解説します。

氏名

名古屋工業大学 産官学金連携機構
ものづくりDX研究所

プロジェクト准教授

佐々木 弘志

プロフィール:

国内製造企業の制御システム機器の開発者として14年間従事した後、セキュリティベンダーに転職。 制御システム開発の経験をもつセキュリティ専門家として、産業サイバーセキュリティの文化醸成(ビジネス化)をめざし、国内外の講演、執筆などの啓発やソリューション提案などのビジネス活動を行っている。

14:00 - 14:45

USBメモリを利用しない、安全で簡単なファイル授受方法

講演内容:

地方自治体によるUSBメモリ紛失事故は大きくニュース等でも取り上げられ、可搬媒体によるデータ授受のリスクを改めて認識するきっかけとなりました。しかしこれは対岸の火事ではありません。製造業でもOTとIT間でのデータ授受において、USBメモリ等の可搬媒体を利用しているケースはまだまだ多く利用されています。
当セッションでは可搬媒体を利用するリスクや課題を整理整頓し、その代替となるデータ授受手法をデモンストレーションを交えご紹介します。利便性と安全性を高いレベルで両立できることをご理解いただくだけでなく、情報システムご担当者様が具体的な運用イメージを持てることを目指します。

氏名

株式会社プロット

常務取締役

坂田 英彦

プロフィール:

2002年から受託システム開発事業に携わり、長年のプロジェクトマネジメントやコンサルティング業務で培った顧客志向の課題解決ノウハウを活かし、自社セキュリティ製品の企画・営業・マーケティングなどの対外的活動を統括する。情報処理安全確保支援士。

14:45 - 14:55

休憩

14:55 - 15:25

製造業のサイバーセキュリティ専門家と
セキュリティベンダーによるトークセッション

講演内容:

実際に製造業の方々が抱えているセキュリティ課題やお悩みに対して、製造業のサイバーセキュリティの第一人者である佐々木弘志氏と、16年間経営トップとして企業間コミュニケーションを安全にする製品作りを推進する津島が、それぞれの立場からお答えしていきます。

氏名

【パネリスト】

名古屋工業大学 産官学金連携機構
ものづくりDX研究所

プロジェクト准教授

佐々木 弘志

氏名

株式会社プロット

代表取締役社長

津島 裕

プロフィール:

インターネットの普及に伴い、世の中の変革を確信し、平成11年に株式会社プロットのインターネット事業の立ち上げに参画。個人情報保護法が施行される前の平成15年から「企業間コミュニケーションをセキュアにする」というコンセプトの製品開発に着手し、5倍以上の売上規模に成長させる。平成18年より現職。

氏名

【ファシリテーター】

株式会社プロット

常務取締役

坂田 英彦

15:25 - 15:30

閉会挨拶

株式会社プロット

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

製造業のサイバーセキュリティウェビナー

~工場セキュリティガイドラインのポイント解説~

日時

2022年11月7日(月)13:00 - 15:30

会場

オンライン

定員

200 名

受講料

無料(事前登録制)

主催

株式会社プロット

メディア協力