顧客起点の体験・コミュニケーションを提供するために、CDPなどの顧客データ基盤の導入・活用を進める企業が増えています。しかし、多くの企業が導入したデータ基盤を十分に施策活用できていないのが実情です。主な理由として、導入したデータ基盤が実際の業務プロセスや運用体制に合っていないことが挙げられます。場合によっては、CDPの運用やデータ管理の手間が増えただけで、旧態依然とした業務を続けているケースもあります。このような課題に対処するためには、データ基盤の構築に着手する前に、自社に適したデータ活用プロセスを見極めるアセスメント(評価)が不可欠です。アセスメントでは、コストをかけずに手元にあるデータとシステム環境を用いて「分析」を実施します。それによって効果のある施策を見極め、自社に最適なデータ活用環境構築のポイントを明らかにします。これにより、データ活用プロセス全体の見通しが立ち、適切な投資の意思決定が可能となります。今回のセミナーでは、5年にわたる支援経験を通じて得たアセスメントのアプローチを、BigQuery+Tableauのデモ環境を使って解説いたします。

セミナーを通じてわかること

  • まずやるべきデータ活用の初手やデータ活用の方針を明確にする方法がわかる
  • 数多くのマーケティング施策を効果的に進める方法がわかる
  • CDPプロジェクトを円滑に進めていく方法がわかる
  • CDPプロジェクトをリスクとコストを抑えた形で開始する方法がわかる
  • データを使って顧客を理解する方法 / 顧客分析から有効な施策案を出すイメージがわかる

こんな人にオススメ

  • 小売業界でマーケティング領域のデータ活用を推進している方
  • やるべきマーケティング施策の整理がつかず、進め方に困っている
  • マーケティング施策を実行するにも場当たり的で次につながっていない
  • データ活用全般の進め方がわからず困っている

講演者

株式会社Speee

バントナー事業部 シニアマネージャー

山名 秀樹

2005年大手生命保険会社へ入社し、事務オペレーション企画設計に従事。15年にデロイトトーマツコンサルティング合同会社へ入社し、シニアマネージャーとしてプロジェクトをリード。 22年10月にSpeeeに入社し、現在PAAM事業にてシニアマネージャーを務め、顧客支援だけでなく、アライアンス、アカウント戦略、デリバリー品質向上など、事業拡大戦略を担当している。

プログラム

1

CDPのトレンド

講演内容:

CDPとは何か、CDPはどのような変遷を経て生まれたのか、どういったツールが存在するのかについて解説しつつ、CDP活用の実態についてご紹介します。

2

CDPの構築・活用が失敗してしまう理由

講演内容:

多くの企業がCDP等の顧客データ基盤の導入・構築を進めていますが、多くの企業がうまく活用できておりません。なぜCDPの構築・活用が失敗してしまうのかその要因について解説いたします。

3

CDP構築・活用を成功させるアセスメントプロセス

講演内容:

CDP構築・活用を成功させるためには、事前のアセスメント(評価)によって、自社にあったCDP活用プロセスを知ることが重要です。その事前のアセスメントとは何か紹介いたします。

4

具体的なアセスメントプロセスをダッシュボードとケースで解説

講演内容:

アセスメントプロセスの具体的なイメージを理解いただくために、BigQueryとTableauで構築したデモ画面を使用してアセスメントの流れを解説します。

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

【小売事例で解説】マーケ施策、何から手をつけるべき?
現場推進者向け戦略的データ活用法
~BigQuery+Tableauで実演~

日時

2024年6月11日(火)15:00 - 16:00

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

株式会社Speee

メディア協力