TiDBはこう使われている!

TiDB User Day (TiUD) は、TiDBユーザーが集結し、データベースエンジニアが最先端のアイディア、ベストプラクティス、テクニックを学び、TiDBの活用術を磨く、TiDBユーザーのための祭典です。ユーザー体験を起点とし、NewSQLデータベースのTiDBがどのように使用されているのか、ユーザーの生の声を通して、最新動向やインスピレーションを得ることができるNewSQLデータベースの日本最大級のイベントです。

プログラム

10:00 - 10:15

基調講演

ご挨拶

氏名

PingCAP株式会社

代表取締役社長

Eric Han

10:15 - 10:45

基調講演

Beyond the Scalability:PingCAP is dedicated to building TiDB, an Open Source, Cloud Native, distributed, MySQL compatible database [同時通訳]

氏名

PingCAP (USA) Inc.

共同創業者 兼 CEO

Max Liu

10:45 - 10:50

休憩

10:50 - 11:30

OLTP

Learnings from Experimenting with TiDB at Scale [同時通訳]

講演内容:

LinkedIn の目標は大規模なTiDBを稼働させることです。その前に、システムの挙動、ボトルネック、パラメータ変更への影響度を知る必要があります。そのために、マイクロベンチマーク、本番環境と同様のワークロードのシミュレーション、カオス、ストレスなど、さまざまな方法でTiDBの検証を行ってきました。このセッションでは、これらの検証から得られた知見について解説します。

氏名

LinkedIn Corporation

SW Engineering Director

Ashish Singhai

11:30 - 11:35

休憩

11:35 - 12:15

OLTP

How Pinterest Leverages TiDB to Deprecate HBase [同時通訳]

講演内容:

Pinterestは、広告レコメンデーションを含むすべてのユースケースを処理する50以上のクラスタを持つ最大級のHBaseユーザーでした。しかし、5億人を超えるグローバルユーザーを抱える同社にとって、このNoSQLデータベースはメンテナンスコストが高く、サービスを継続的にサポートする機能が不足していたため、成長のボトルネックとなっていました。 本セッションでは、同社がHBaseに代わる新たな統合運用データストアとしてTiDBを選択し、インフラコストを80%削減、p99レイテンシを3~5倍削減、書き込み後の読み取り一整合性を実現した理由を紹介します。

氏名

Ex-Pinterest, Inc.

VP Data Engineering

Dr. Dave Burgess

12:15 - 13:05

ランチ休憩 (LT)

13:05 - 13:35

OLTP

TiDBは銀の弾丸になるのか?
~ レバテックの課題と新たな挑戦 ~

講演内容:

「レバテック」は、ITエンジニアと開発組織の挑戦と成長を加速させるための採用プラットフォームです。ビジョンとして、「日本を、IT先進国に。」を掲げ、多角的に事業拡大を続けています。事業拡大を続ける中で課題となったのが、「DBのリソース・管理効率」と「開発者体験」の低下です。そんな課題を解決できる可能性として現れたのが、「TiDB」です。本セッションでは、レバテックの課題をTiDBを用いてどのように解決しようとしているのか、また、移行時に発生した問題や移行に伴い行っている取り組みについてご紹介します。

氏名

レバテック株式会社

CTO室 テックリード

河村 勇樹

氏名

レバレジーズ株式会社

レバテック開発部

中下 拓也

13:35 - 13:40

休憩

13:40 - 14:20

HTAP

大規模データ処理基盤における
HBaseからTiDBへの移行事例

講演内容:

株式会社サイバーエージェントでは、様々なサービスから取得したデータをリアルタイムに分析するための大規模データ処理基盤を開発・運用しています。そして運用負担を軽減するため、OLTPクエリに使用していたHBaseをTiDBに置き換えて約半年運用しています。本発表では、まずHBaseの課題とTiDBの選定理由を説明します。次にHBaseからTiDBへの移行方法を紹介し、移行後の性能と運用面での変化について報告します。また、移行後に発生した大規模データのバッチ書き込みにおける性能問題と、その改善方法についても解説します。

氏名

株式会社サイバーエージェント

グループIT推進本部 データプロダクトユニット

渡邉 敬之

14:20 - 14:30

休憩

14:30 - 15:10

OLTP

音声プラットフォームVoicyが
TiDB Cloudを本番運用してみた結果

講演内容:

音声プラットフォームVoicyは音声コンテンツを配信する会員登録者数200万人を超えるプラットフォームサービスです。Voicyでは2024年4月からサービスの中心となるRDBをTiDBに移管して、本番のワークロード上での運用を開始しました。本セッションではVoicyがTiDB Cloudの採用を決めた背景、既存RDBから本番へのマイグレーション方法、そして実際のワークロード上で運用して得た知見等を紹介しながら、コンテンツメディアを配信しているサービスがどのようにTiDBを活用しているかを紹介します。

氏名

株式会社 Voicy

エンジニアDivision エンジニア部門責任者

山元 亮典

15:10 - 15:20

休憩

15:20 - 16:00

HTAP

デジタル通貨に特化した独自分散台帳技術
Orb DLTの高度化:CassandraからTiDBへの移行

講演内容:

株式会社Orbは決済に特化した分散台帳技術を提供しており、デジタル地域通貨の基盤として累計100を超える自治体で採用 (年間決済額数百億円)。「Orb DLT」のCassandraからTiDBへの移行によりシステムの高度化を実現したプロセスを紹介します。移行の背景と目的、技術的な挑戦と解決策、移行後の運用結果について詳しく説明します。

氏名

株式会社Orb

CTO

岸本 吉勝

16:00 - 16:10

休憩

16:10 - 16:50

OLTP

DMMプラットフォームにおけるTiDBの導入から運用まで

講演内容:

DMMプラットフォームは認証系のアプリケーションのDBとしてTiDBを採用しました。採用候補としてGoogle Cloud Spannerがありながら、なぜTiDBを採用したのか。実際に本番環境で運用してみてどうだったのか。DMMプラットフォームにおけるTiDBの導入から運用までを体系的に話したいと思います。

氏名

合同会社DMM.com

プラットフォーム開発本部 アーキテクト

pospome

16:50 - 17:00

閉会

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

TiDB User Day 2024

日時

2024年7月3日(水)10:00 - 17:00

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

PingCAP株式会社

メディア協力