ここ数年で「コンバージドインフラ(CI)」と「ハイパーコンバージドインフラ(HCI)」という言葉を耳にする機会が増えてきました。企業におけるクラウド活用が加速的に進んでいる中、ITシステムの中にはオンプレミスの方が適しているものも少なくなく、この両者は企業ITの進化において必要不可欠な存在となっています。クラウドでも選択肢がたくさんあり、オンプレミスでも選択肢が増えている昨今、企業ITは今後どのようにITインフラを選択していく必要があるのでしょうか。

本イベントは、企業ITの選択肢が複雑化する中において、ITシステムの基盤選択のあり方を考えていく場としていきます。クラウドに適しているワークロードもあれば、コンバージドインフラもしくはハイパーコンバージドインフラに適しているワークロードもあります。コンバージドインフラもハイパーコンバージドインフラも提供するシスコとネットアップがその適材適所についてご紹介していきます。

セミナー概要

名称

FlexPod Day 2018 osaka

「コンバージドかハイパーコンバージドか!?」 ITインフラの適材適所を探る

日時

2018年2月1日 (木) 13:00~17:25(受付開始12:30~)

会場

BREEZÉ PLAZA 7F 「小ホール」

〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-9ブリーゼタワー7階[会場地図

対象

エンドユーザー企業様

  • ※ エンドユーザー様の来場を主体としたイベントとなりますのでパートナー様及び競合企業様などご登録後お断りさせていただく場合がございます。
受講料 無料(事前登録制)
主催 シスコシステムズ合同会社 , ネットアップ株式会社
メディア協力

基調講演

寺嶋 一郎氏

「デジタルで経営を変革するIT部門になるために」

TERRANET代表/IIBA日本支部 代表理事

元・積水化学工業 情報システム部長

寺嶋 一郎

プログラム

13:00-13:15

Opening Speech

デジタル時代におけるエンタープライズIT革新のための提言

石田 浩之氏

シスコシステムズ合同会社
データセンター/バーチャライゼーション事業担当

部長 石田 浩之

石田 浩之氏

ネットアップ株式会社
ソリューション技術本部 SE第4部

部長 中川 拓也

講演内容:

デジタル時代において、どのような要件がITインフラに求められるのでしょうか。従来からあるコンバージドインフラに加えて、ハイパーコンバージドインフラの登場により、どのようなITインフラを運用管理していくのがエンタープライズITにとってベストなのか、複雑さは増すばかりです。シスコとネットアップは、これからのエンタープライズITは、シンプルなインフラを持ちつつも、ハイブリッドクラウド、コンテナ技術、IoT/ビッグデータ分析といった重要な技術要件を視野に入れていく必要があると考えています。当セッションでは、企業が抱える様々なワークロードやアプリケーションに対して、適材適所なITインフラはどのようなものになるのか探っていきたいと思います。

13:15-13:55

基調講演

デジタルで経営を変革するIT部門になるために

寺嶋 一郎氏

TERRANET代表/IIBA日本支部 代表理事
元・積水化学工業

情報システム部長 寺嶋 一郎

経歴:

1979年4月に積水化学工業に入社し、生産技術部において制御系システムや生産管理システムを開発。その後、積水化学工業の情報子会社アイザックで住宅事業向けエキスパートシステムの開発などを推進する。2000年6月、積水化学工業の情報システム部長(組織改変で2007年4月からは経営管理部 情報システムグループ長)に就任し、全社のIT戦略を統括する。
2016年3月に退任。知見・経験を基に、企業のIT活用・経営を支援するTERRANETを設立。IIBA(International Institute of Business Analysis)日本支部の代表理事も務める。

講演内容:

「ITで経営を支える」から「デジタルで経営を変革する」へ――。昨今、企業のIT部門におかれては、デジタルトランスフォーメーションの推進役の役割が求められています。新たな役割を担うにあたって、IT部門はどういったロールとファンクションで組織を編成し、どのようなアクションをなすべきなのでしょうか。本講演では、長年にわたり積水化学工業のIT組織・施策を統括し、現在はさまざまな企業のIT部門を支援する寺嶋一郎氏が、デジタルビジネスの起点となるIT基盤のあり方も含めて、IT部門にとってのデジタルへのスタンス・戦略・実践について解説します。

13:55-14:05

休憩

14:05-15:05

FlexPod Session

ハイパーコンバージドインフラだけじゃない!
エンタープライズITを成功に導くコンバージドインフラの新技術

畝髙 孝雄

シスコシステムズ合同会社
データセンター/バーチャライゼーション事業

コンサルティングシステムズエンジニア 畝髙 孝雄

長内 ゆかり

ネットアップ株式会社
システム技術本部 ソリューションアーキテクト部

ソリューションアーキテクト 長内 ゆかり

講演内容:

システムの仮想化およびプライベートクラウドのニーズに応えて誕生したFlexPod。時代はあらゆる分野でのデジタル化が進み、IT基盤をパブリッククラウドやハイブリッドクラウドへ移行していく企業も増えてきました。各企業も、パブリッククラウドの発想やインターフェイスになれ、オンプレミスの環境にもパブリッククラウドと同等のユーザ体験を求めるようになり、オンプレミスとパブリッククラウド間の透過性が課題となっています。

当セッションでは、そのような課題を解決すべく大きな進化を遂げたFlexPodが、デジタル時代においてAIやIoTといった新しいテクノロジーを支えていくために、どのような新しい技術を展開しているのかについてご紹介します。

15:05-15:35

HyperFlex Session

CiscoのHCIソリューション"HyperFlex"はここが違う!

加藤 久慶

シスコシステムズ合同会社
データセンター・仮想化アーキテクチャSE本部

シニアシステムズエンジニア 加藤 久慶

講演内容:

昨今話題となっているオールインワン仮想化統合基盤『ハイパーコンバージドインフラストラクチャー (HCI) 』を採用する企業様の実績が増えてきております。本セッションでは弊社の UCSをベースとしたHCI ソリューション『 HyperFlex 』をご紹介させていただきます。CiscoならではHCIソリューションの特徴や適用ポイントについてご紹介させていただき、その導入事例についてお話をさせて頂きます。

15:35-15:45

休憩

15:45-16:15

NetApp HCI Session

コンバージドシステムの全てを揃えたネットアップの
ハイパーコンバージドインフラとその適材適所とは?

松浦 敦

ネットアップ株式会社
システム技術本部 SolidFire

プリンシパルクラウドアーキテクト 松浦 敦

講演内容:

NetApp HCIのリリースによりコンバージドシステムにおいて、元々展開していたコンバージドインフラ「FlexPod」に加えて、ハイパーコンバージドインフラを手にしたネットアップ。ネットアップのHCIは、後発である故に、またデータ管理技術を提供してきた会社であるが故に、他社のHCIとは一味違う製品です。当セッションではそのNetApp HCIの特性を説明させていただき、エンタープライズITにおけるどのような領域で最もよく活きるのかについてお話しさせていただきます。

16:15-17:15

パネルディスカッション

カギはオンプレミス環境に

── ハイブリッドITインフラ選定・運用のベストアプローチを探る

パネリスト

寺嶋 一郎氏

TERRANET代表/IIBA日本支部 代表理事
元・積水化学工業

情報システム部長 寺嶋 一郎

井上 隆弘

ユニアデックス株式会社
関西エクセレントサービス第一統括部

システム四部 第三課 井上 隆弘

畝髙 孝雄

シスコシステムズ合同会社
データセンター/バーチャライゼーション事業

コンサルティングシステムズエンジニア 畝髙 孝雄

神原 豊彦

ネットアップ株式会社
システム技術本部 ソリューションアーキテクト部

部長 神原 豊彦

モデレーター

河原 潤

株式会社インプレス
クラウド & データセンター完全ガイド編集長

IT Leaders 編集委員 河原 潤

講演内容:

ビッグデータ分析、IoT、機械学習など「デジタルビジネスのためのIT」と、ERP、SCM、マスターデータ管理といった「基幹系ビジネスのためのIT」。特性の異なる2系統のシステム群を同時に構築し、安定運用するにあたっては、信頼性・俊敏性・柔軟性を兼ね備えたハイブリッドITインフラの構築が大前提となります。ここでカギを握るのが、ハイブリッド化の起点にして中核となるオンプレミス環境の選定と運用です。この分野のエキスパートを迎えたディスカッションを通じてベストアプローチを探ります。

17:15-17:25

お楽しみ抽選会

豪華景品が当たる大抽選会を行います!是非最後までご参加ください。

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。