新型コロナウイルスの影響でリモートワークが急激に普及するなか、ITへの依存度はますます高くなり、それに伴いバックアップ・リカバリ体制整備とITシステムの冗長化・最適化の重要性が増しています。リモートワークにおいてデータ紛失やシステムダウンは営業停止を意味し、事業継続の危機に直結します。当企画ではデータバックアップ・リカバリ業務、ITシステム冗長化、BCP/DR/ランサムウェア対策といった課題を整理し、改善策を紹介してまいります。

基調講演

内閣官房政府CIO補佐官

元東京地方裁判所 民事調停委員

細川義洋

日本電気ソフトウェア株式会社(現NECソリューションイノベータ)にて金融業向け情報システム及びネットワークシステムの開発・運用に従事した後、日本アイ・ビー・エム株式会社にてITコンサルタントとしてシステム開発・運用の品質向上や企業のIT戦略立案の支援を行う。また同時期、東京地方裁判所民事調停委員・東京高等裁判所専門員としてITに関わる民事紛争の解決に多数取り組んだ実績も持つ。現在は、政府CIO補佐官としてデジタルガバメントの推進や政府の進めるIR・カジノ関連のIT企画・構築取り組み、政府の「デジタル・ガバメント推進標準ガイドライン」の執筆にも携わる。著書に『なぜ、システム開発は必ずモメるのか? 49のトラブルから学ぶプロジェクト管理術』『「IT専門調停委員」が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則』(ともに日本実業出版社)、『プロジェクトの失敗はだれのせい?』『成功するシステム開発は裁判に学べ!』(ともに技術評論社)、『システムを外注するときに読む本』(ダイヤモンド社)などがある。

プログラム

13:00 - 13:40

基調講演

事例に見るバックアップ・リカバリ対策のポイント

講演内容:

クラウドサービス等で発生するデータ漏洩の責任はシステム構築ベンダにあるのかクラウドベンダか、あるいは利用者である企業にあるのか。実際にあった裁判例を元にその責任の所在と、データ漏洩に備える対策についてお話しします。

内閣官房政府CIO補佐官

元東京地方裁判所 民事調停委員

細川 義洋

13:40 - 14:10

リモートワークを妨げるデータ損失を防げ!リモートワークで必要な様々なデータ保護を最適化

講演内容:

ニューノーマル時代になり、場所を問わない働き方も増えてきました。働き方、働く場所の変化により、今までの会社内だけで完結していたデータ保護方法では対応できない状況も生まれています。このような新しい課題に対して、新しいアプローチも含めたニューノーマル時代に最適なデータ保護をご紹介いたします。

ヴィーム・ソフトウェア株式会社

システムズ・エンジニア

望月 秀人

14:15 - 14:45

DXを推進するデータサービス基盤とは?

講演内容:

事例も交え、デジタル変革を推進し、業務効率化や新規ビジネス創出を図っていくためには、これまで培ったデータをいかに安全に、効率的に活用できるかがキーとなります。変化するニーズへ迅速に対応できる最新のデータサービス基盤について議論します。

日本アイ・ビー・エム株式会社

システム事業本部ソリューション事業部
Storageソリューション・セールス部長

佐々木 貴史

株式会社イグアス

パートナービジネス事業部 プラットフォーム製品本部
システム製品営業部

留田 健三

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

開催概要

名称

ビジネス+IT Webセミナー

ニューノーマル時代のバックアップ・リカバリ対策 2020 秋

日時

2020年11月17日(火)13:00 - 14:45

会場

Webセミナー(Live配信)

※お手元のPCやスマートフォンでご覧いただけます

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)

協賛

ヴィーム・ソフトウェア株式会社

日本アイ・ビー・エム株式会社/株式会社イグアス (共同協賛)

ほか、随時追加

メディア協力