講演者

株式会社ダイセル 東京本社

社長室長/モノづくり革新センター長

三好 史浩

2007年に株式会社ダイセルに入社。入社後10年間は工場スタッフとして生産革新の取り組みを推進。2017年から次世代型生産システム構築プロジェクトリーダーとなり東京大学との共同研究を開始。3年でコンセプト、設計、開発、オフライン検証をおこない、2020年に同社網干工場でのオンライン実証テストを実施。2021年にモノづくり革新センターを設立し、各工場への実装展開を進めている。

北海道大学

大学院情報科学研究院
調和系工学研究室 教授

川村 秀憲

北海道大学大学院情報科学研究院 情報理工学部門複合情報工学分野
調和系工学研究室 教授。博士(工学)
人工知能の研究に興味を持ち、ニューラルネットワーク、ディープラーニング、機械学習、進化システム、マルチエージェントシステム、データマイニング、ロボティクスなどの研究に従事。企業との産学連携実績多数。人工知能に関する論文多数。

コロナ・パンデミックの影響が長期化する中、企業は一過性の対策から、中長期的な経営戦略が求められています。ビジネスの前提条件が大きく変わり、デジタルシフト(DX)を実現することで、生き残りを図る動きが加速しています。そのためには現在の状況下における最適な業務プロセスの構築と、それを支えるAIやRPAの活用による自動化や効率化への取り組みが欠かせません。当企画ではニューノーマル時代の業務効率化を支援するAI・業務自動化・RPA活用に関する様々な情報を紹介してまいります

      

プログラム

13:00 - 13:40

基調講演

「ダイセル式生産革新手法がAIで進化」

〜攻めの生産を実現する“⾃律型生産システム”〜

講演内容:

2000年に同社網干工場からはじまり他社へも展開したダイセル式生産革新の取り組み。世代のバトンをつなぎ2020年にはAIを活用した”自律型生産システム”として進化させた。その進化の背景とシステムの概要についてご説明いたします。

株式会社ダイセル 東京本社

社長室長/モノづくり革新センター長

三好 史浩

13:40 - 14:10

なぜRPAは拡大しないのか、IT部門の陥る失敗例
業務自動化のステージに合わせたRPA製品見直しの重要性

講演内容:

自動化の効果が思うように出ず、RPAの取組みやツールを見直し始める企業が増えています。本セッションでは、RPA導入の計画段階・部分導入・本格導入のフェーズ毎で検討すべき事項をあらためて考察。どのようなツール選定をすべきか、成果を出している企業の実例やツールの見直しの効果を解説し、全社的な利益を得られる大規模展開を行うためのポイントを、全社展開の成功に多くの支援実績のある日立ソリューションズと共にご紹介いたします。

オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社

パートナーマーケティング
シニアマネージャー

杉原 弘恭

株式会社日立ソリューションズ

ワークスタイルイノベーション本部
WSI事業創生部 担当部長 

白土 浩司

14:15 - 14:45

学習済みモデルでDX
~帳票定義が不要の次世代AI OCR~

講演内容:

働き方改革や業務自動化の一環として多くの企業が紙文書・書類のデジタル化の為AI OCRの採用を検討・導入しています。ところが実際の導入においては書類の帳票定義が必要になるなど、事前作業が導入を難しくしている側面があります。OCRによる働き方改革や業務自動化を実現する上で注意すべきポイントと、帳票定義が不要である次世代AI OCRについてご紹介いたします。

ABBYYジャパン株式会社

ソリューションコンサルティング部
シニアプリセールスエンジニア/プログラムマネージャー

北村 有史

14:50 - 15:20

電話対応や手続き受付業務を自動化でDX推進!
~ボイスボット・チャットボット活用最前線~

講演内容:

人材不足やテレワークの実施などもあり、顧客対応業務の負担を課題として意識されている企業も少なくありません。DX推進の流れをうけて、リソースが占有されてしまい他の業務が滞りやすい電話対応や、電話や紙の書類など複数回のやり取りが発生する手続き処理などの場面で、電話対応を自動化するボイスボットやシステム連携で手続き処理を自動化するチャットボットを活用する企業も増えてきています。重要なのは、負担が大きい業務を見直し、一次受付と二次対応に分解したり、定型化できそうなフローを切り出して、自動化していくという全体設計の見直しです。
本講演では、大手金融機関をはじめ300社を超える導入実績を元に、電話自動応答(ボイスボット)やチャットボットを使った対応業務自動化の効果的な運用について、活用事例を交えながら解説していきます。

モビルス株式会社

執行役員

柏原 学

15:25 - 15:55

特別講演

AI俳句から目指す、人とAIが調和して発展する
動的システムとは

講演内容:

ディープラーニングの発展を受けて様々な人工知能技術の応用がなされており、限定されたタスクでは人の能力を凌ぐほどとなっている。それに伴って、人工知能が人の仕事を奪っていくのではという不安を抱く人もいるだろう。我々の研究グループでは、俳句を題材に人工知能がさらなる能力を発揮するためにはどのような研究が必要か、人と人工知能はどう関わっていくべきか、そして両者がどのようなシステムとなって発展していくべきかについて研究を行っている。本講演では最新のAI俳句の話題を通して人工知能と人との関わりについて考えを述べる。

北海道大学

大学院情報科学研究院
調和系工学研究室 教授

川村 秀憲

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

開催概要

名称

ビジネス+IT Webセミナー

AI・業務自動化・RPA 2022 春

日時

2022年5月12日(木)

会場

Webセミナー(Live配信)

※お手元のPC・スマートフォンでご視聴いただけます

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)

協賛

オートメーション・エニウェア・ジャパン株式会社
ABBYYジャパン株式会社
モビルス株式会社
ほか(随時追加)

メディア協力