講演者

基調講演

慶應義塾大学

環境情報学部 教授

手塚 悟

1984年慶應義塾大学工学部数理工学科卒.同年(株)日立製作所入社,2009年度より東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授,2016年度より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授,2019年9月より慶應義塾大学環境情報学部教授、現在に至る.デジタル社会構想会議データ戦略推進WG構成員、トラストを確保したDX推進SWG座長等歴任

特別講演

日本組織内弁護士協会

理事(Airbnb Japan 弁護士・日本法務本部長)

渡部 友一郎

鳥取県鳥取市出身。東京大学法科大学院修了。2015年から米国サンフランシスコに本社を有するAirbnbの日本法務本部長・弁護士。企業の「リーガルリスク」を「チャンス」に昇華できる枠組み国際規格ISO31022:2020(リーガルリスクマネジメント)の国内普及に尽力する傍ら、米国トムソン・ロイターが主催する「ALB Japan Law Award」にて、In-House Lawyer of the Yearの最年少受賞を含む5年連続計4部門受賞計7冠。

デジタル臨時行政調査会(デジ臨)作業部会「法制事務のデジタル化検討チーム」構成員、経済産業省「国際競争力強化に向けた日本企業の法務機能の在り方研究会」法務機能強化実装WG委員、ISO/TC262(リスクマネジメント)国内委員会WG委員等のほか、東京大学法科大学院、東京大学公共政策大学院、OECDにおける登壇等。

長期化する新型コロナウイルスの影響や、多様化する雇用形態や働き方、労働基準法への対応、マイナンバー制度、電子帳簿保存法の改正など、総務・経理などの管理部門を取り巻く環境は激変しています。政府機関では脱ハンコの取り組みも加速しており、民間でもこれに後押しされる形で改革が進んでいます。当企画では組織内の非効率な手続きを払拭し、ニューノーマル時代を生き残るための様々な取り組みについて、紹介してまいります。

プログラム

13:00 - 13:40

基調講演

DX時代のビジネスにおけるデジタルトラストとは

講演内容:

Society5.0の中核となるデータ駆動型社会(Data-driven society)、Data Free Flow with Trsut、デジタルトランス・フォーメーション(DX)では、良質、最新、正確かつ豊富なリアルデータが価値の源泉となり、経済社会活動を支える最も重要な糧となることが見込まれる。そのためには、インターネット上における人・組織・データ等の正当性を確認し、改ざんや送信元のなりすまし等を防止する仕組みであるデジタルトラストが必要である。このデジタルトラストについて説明する。

慶應義塾大学

環境情報学部 教授

手塚 悟

13:40 - 14:10

契約管理が行き届かないと起こるリスク

講演内容:

契約書は締結後に効力を発揮します。有効に活用するれば利益をもたらす半面、違反すれば大きな損害を及ぼします。理想的な「契約管理体制」は、会社に損害を及ぼすようなリスクを回避するための体制です。しかし、多くの企業は、適切な「契約管理体制」を構築することなく、契約書をただ「保管するだけ」の状態になっているのが実状ではないでしょうか。それは、締結済の契約書に潜むリスクを把握することなく、放置している状態を意味しています。
本セッションでは、「契約リスク管理」の重要性と、「契約管理体制」の構築方法をAI契約管理システム LegalForceキャビネの製品紹介と、導入企業様の事例をを交えてご紹介します。

株式会社LegalForce

執行役員 営業・マーケティング本部長

浦山 博史

14:15 - 14:45

脱ハンコの新しいカタチ

契約業務のDXから、リスクを管理する

講演内容:

ペーパーレス化や業務効率化を目的に電子契約の普及が進む一方で、取引先の事情から紙の契約書を用いたアナログな業務が必要となるシーンもまだまだ多く見られます。電子契約の導入により紙の契約書と電子契約の二重管理が必要となり、かえって管理体制が複雑になるなど、契約業務のDXには多くの課題が残っています。本セッションでは、紙の契約書をオンラインで締結する方法と、電子契約書と紙の契約書の一元管理を実現する方法を紹介します。

Sansan株式会社

Contract One Unit プロダクトマーケティングマネジャー

山﨑 文隆

14:50 - 15:20

非効率な紙の契約業務とおさらば

失敗しない電子契約サービスの選び方

講演内容:

電子契約サービスが数多く誕生してきており、どういった観点でサービスを比較検討すればいいのかわからない、といったお悩みをお持ちの方が増えております。本セッションでは、130万社の導入実績を持つクラウドサインより、失敗しないサービスの選び方を客観的な立場でお伝えいたします。

弁護士ドットコム株式会社

クラウドサイン事業本部 マーケティング部
チームマネージャー

稲葉 誠人

15:25 - 15:55

ハイブリット型ワークスタイルにおける業務のデジタル変革!DocuSignで実現する電子署名第二章!

講演内容:

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、”脱ハンコ!”の議論が加速し、電子署名が注目されました。働き方も出社とテレワークを組み合わせたハイブリット型でのワークスタイルが定着しつつあり、今後もこのワークスタイルを多くの企業が継続すると想定されます。それに伴い、電子署名は単なるハンコの置き換えから、新たなワークスタイルに合わせた業務全体のデジタル改革を進めていくにあたっての社内外のデジタル化の接点として考え、業務効率化を図る必要があります。

本セッションでは、コロナ禍を契機としたこれまでの電子署名導入の流れと今後の適用のポイントを解説します。

ドキュサイン・ジャパン株式会社

エンタープライズセールス本部長

三ッ谷 直晃

16:00 - 16:30

特別講演

脱ハンコに続く!法務部門の貢献できるデジタル化とは

講演内容:

「法務部門が、脱ハンコに続いて、会社のヒーローになれるテーマ」―もしかしたら、見逃していませんか。

30分の特別講演の聴講後、(1) 脱ハンコの本質(過去)、(2) 閣議決定済の「デジタル原則」(現在)、(3) 政府アジェンダと連動できる社内提案(将来)という3つの重要な知識を抑えられます。デジタル臨調作業部会のSWG構成員でもある講師が、皆様と同じ目線から、脱ハンコという個別事象を超えた「日本のデジタル改革の潮流」をコンパクトに解説します。

日本組織内弁護士協会

理事(Airbnb Japan 弁護士・日本法務本部長)

渡部 友一郎

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

ビジネス+IT Webセミナー

脱ハンコ・電子契約 2022

日時

2022年9月13日(火) 13:00 -16:30

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)

協賛

株式会社LegalForce
Sansan株式会社
弁護士ドットコム株式会社
ドキュサイン・ジャパン株式会社
ほか(随時追加)

メディア協力