柔軟で変化に強い組織を目指すべくDXを推進するためには、企業内のデータ利活用が不可欠な要素となっています。しかし、データを活用しやすい形で効果的に収集・整備しなければ、本来の目的を達成することはできません。これを実現するのがデータ分析基盤です。分析基盤の導入によって企業活動の可視化や機械学習への活用、データドリブンな意思決定をスムーズに実施することができます。また、クラウド上で分析基盤を作るのは、セキュリティや自動化の面においてもメリットが期待できます。

本イベントでは、クラウドを活用したデータ分析基盤の導入メリットや構築方法について、お客様事例を交えて解説します。

こんな方におすすめです

  • 社内にたまった膨大なデータをビジネスに活かしたい
  • データ集約・分析の効率化を図りたい
  • データベース、データウェアハウスのサイロ化を解消したい
  • クラウド環境でデータ分析基盤の構築を検討している

プログラム

11:00 - 11:40

開かれたビッグデータ活用へ、AWSの考えるデータ基盤の未来

講演内容:

昨年末に開催されたAWS re:Invent 2022で、AWSはより民主化されたデータ基盤構想を発表しました。それは、これまでの分散されたデータ蓄積基盤をゆるやかに結合し、ユーザー自身が取捨選択しながら自由にデータを利活用していくという考えです。本セッションでは、これまでのデータ活用の課題から脱却し、管理者とユーザーのどちらもが簡単かつ自由にデータ提供と利用を行うための概要とその方法をご紹介します。セッションを通じて、データ分析基盤を作成運用していく上での課題、それを解決するための基盤構想やガバナンス、クリーンルームやデータカタログなどの必要なコンポーネントについて理解することを目指します。

氏名

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社

ソリューションアーキテクト

黒澤 蓮

12:00 - 12:20

データ分析を支えるAWSを、安全にお得に活用するには?

クラスメソッド株式会社

13:00 - 13:40

基調講演

企業のデータ利活用と、クラウドを活用する上で知っておきたいセキュリティのポイント

講演内容:

企業におけるDX化とデータの利活用は、事業運営のうえでの喫緊の課題となっています。一方で、企業のデータは、各事業部がそれぞれ管理しており、データがサイロ化され利活用されにくい状況にあります。そのため、企業におけるデータ利活用の推進のためには、経営陣の号令のもとでの全社横断のデータ統合基盤の構築が重要となってきます。もっとも、全社横断のデータ管理は、データが一極に集中しているため、ひとたびこのデータ統合基盤にサイバー攻撃を受けることになれば、その経済的損害は甚大なものになりかねません。そこで、本セミナーでは、企業のデータ利活用の実例を紹介しつつ、企業データに対するセキュリティ上の脅威を防御する観点から、堅牢なセキュリティ環境を構築するためのクラウドの導入プロセスを解説します。

  • 1.企業のデータ利活用例(顧客データ・人事データ)
  • 2.顧客データの統合基盤の構築
  • 3.全社横断でのデータ利活用のための体制整備
  • 4.クラウドの導入プロセス

氏名

TMI総合法律事務所

パートナー弁護士

TMIプライバシー&セキュリティコンサルティング株式会社

代表取締役

大井 哲也

プロフィール:

2001年弁護士登録。IPO、企業間紛争。クラウド、インターネット・インフラ/コンテンツ、SNS、アプリ・システム開発、アドテクノロジー、ビッグデータアナリティクス、IoT、AI、サイバー・セキュリティの各産業分野における実務を専門とし、ISMS認証機関公平性委員会委員長、社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)法律アドバイザー、経済産業省の情報セキュリティに関するタスクフォース委員を歴任する。

13:50 - 14:30

AWSだけでデータ分析基盤を構築したら結果的にサーバーレス構成となった話

講演内容:

DX回線で接続されたインフラ基盤をAWSで構成していた弊社にデータ分析基盤を追加しました。22年7月にGAされたAmazon Redshift Serverlessへの移行も即判断した結果、ほぼサーバーレスな基盤が完成しました。今回は、そこに至るまでの経緯と発生した悩み、良かった点や悪かった点を共有させていただきます。

氏名

株式会社ホンダトレーディング

IT部 システムサービス課 課長

大和 航

14:40 - 15:20

近道こちらです。DX推進に必須のデータ分析基盤構築

講演内容:

本セッションでは、これからデータ分析に取り組まれる企業様向けに、多数のデータ分析基盤を構築した経験をまとめた「データ分析基盤構築の勘所」をご紹介します。本セッションが、ベンダーに任せることと、御社が集中すべきこと、との判断のご参考になれば幸いです。

氏名

クラスメソッド株式会社

データアナリティクス事業本部 プリセールスアーキテクト

甲木 洋介

15:30 - 16:10

AWSとモダンデータスタックで挑む!エンジニアとビジネスユーザが共創できるデータ利活用

講演内容:

近年、データ分析の重要性がますます高まっていますが、エンジニアだけではなく、ビジネスユーザもデータ分析に関与することが求められています。そこで、本セッションではAWSとAWSのテクノロジーパートナーである各種プロダクト(Alteryx、Tableau、Snowflake、Fivetran、dbt、Immutaなど)を組み合わせることで、エンジニアとビジネスユーザがより密接に連携してデータ分析を行える環境を実現する方法を解説いたします。本セッションを通じて、エンジニアとビジネスユーザが効果的に連携してデータ分析を行い、データドリブンな組織を築くためのヒントを得られることでしょう。

氏名

クラスメソッド株式会社

アライアンス統括部
プリセールススペシャリスト&マネージャー

兼本 侑始

16:20 - 17:00

生成AIだけじゃない!ビジネス課題を解決するAI/MLプロダクトのご紹介

講演内容:

最近ChatGPTやmidjourneyなど、高性能な生成AIが登場し話題を独占していますが、もちろん生成AIだけで世にある全ての課題を解決できるわけではありません。本セッションでは、2023 Japan AWS Top Engineers (Machine Learning / Analytics) に選出されたエンジニアが、一般的な機械学習に対する解決策を導入として、弊社が開発中のKPIモニタリングソリューションや会議分析システムなどのAI/ML関連プロダクトについてご紹介します。

氏名

クラスメソッド株式会社

データアナリティクス事業本部 インテグレーション部 機械学習チーム マネージャー

貞松 政史

氏名

クラスメソッド株式会社

データアナリティクス事業本部 インテグレーション部 機械学習チーム

鈴木 那由太

氏名

クラスメソッド株式会社

データアナリティクス事業本部 インテグレーション部 機械学習チーム

中村 祥吾

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Classmethod Showcase Data Analytics & Management

クラウドで実現するデータ活用戦略

日時

2023年6月15日(木)11:00 - 17:00

会場

オンライン(Zoom)

受講料

無料(事前登録制)

主催

クラスメソッド株式会社

協賛

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社

メディア協力