ライセンスは契約です。
契約は、ビジネスニーズに基づいた合意文書です。

組織のポリシー、体制(役割と責任)、IT資産管理プロセスの不足により、「ライセンス契約管理」の成熟度が向上せずに、カオスであるケースが少なくありません。ガバナンス不足の場合、ライセンスコストが最大化する可能性が高くなります。

本セミナーでは、コストが最大化する代表的な要因をあげて、状態の正確な把握、コントロールの取り組み方を解説します。

プログラム

11:00 - 12:00

理解、コントロールが困難な
Oracleライセンスコストの最適化の方法

講演内容:

使用許諾条件の理解不足が原因となるライセンスコストの上昇に対して、コスト削減の手法を具体的に説明します。

Ⅰ. 不要なコスト上昇の要因トップ10
①エディション、オプション(FullUse/ASFUなど)実装・運用ミス
②Partitioning理解不足
③ライセンスタイプ理解不足
④使用国、使用組織の定義、その他(Partitioningなど)定義不足
⑤管理責任者(ベンダーマネージャ)の不在(管理交渉能力不足)
⑥管理対象項目の網羅的な管理の不足(契約書、発注書、使用許諾条件に基づいた割り当て)
⑦ベンダーマネージャ不在の自主コンプライアンスチェックおよび是正不足
⑧使用許諾条件の理解不足によるライセンス違反に起因するオーバーライセンス契約
⑨ビジネスニーズに基づいた、正しい使用許諾条件の獲得不足
⑩契約条件理解不足によるユーザーに不利な使用許諾条件の許容

Ⅱ. コスト上昇を抑制、コスト削減するための取り組み
ア) ライセンス分析/消費管理
イ) ポリシー管理/自主是正
ウ) ライセンス交渉

ウチダスペクトラム株式会社

ソフトウェアライセンス契約管理コンサルタント

武内 烈

プロフィール:

IT 資産ライフサイクル管理プロセス実装のためのAMDB・CMDB 製品開発プロジェクト、データセンターのCMDB およびワークフローの実装プロジェクト、IT資産管理(クライアント環境) MSP のサービスプロセスの開発・実装プロジェクト(CMS/サービスデスクを含む)、ライセンス管理のためのSAMプロセスおよび自動化テクノロジー (CMS/サービスデスク)の設計・実装プロジェクトなど多数のプロジェクト経験を持つ。

IT資産管理のポリシー、プロセスを、どのように自動化テクノロジーに結び、ITサービス管理戦略やロードマップとの整合性を取りながらIT資産管理プログラムを実行性の高いものにしていくのかのコンサルティングを得意とし、大手組織におけるIT資産管理プロセスとサービス管理プロセスの統合プロセス設計、自動化設計、実装プロジェクト、IT資産管理プログラムの運用教育の実績多数。

ベンダーマネジメントにおいては、Oracle、IBM、SAP などメガベンダーのライセンス契約書レビュー、契約コンプライアンス分析や、ベンダーマネージャ教育プログラム(SLAM/ SLAM for Oracle)を設計、提供している。

一般社団法人日本ベンダーマネジメント協会 代表理事
ITIL ®エキスパート資格、SLAM Master
IAITAM 認定講師/ CITAM、CSAM、CHAMP資格
Oracle License Master – Specialized in Audit

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。
  • ※同業他社、ベンダー企業の方はご参加をお断りする場合がございます。
  • ※お申込み多数の場合は抽選制となります。

セミナー概要

名称

理解、コントロールが困難な
Oracleライセンスコストの最適化の方法

~DBからJavaまで、複雑なライセンスのコストは、
コントロール/ケイパビリティ不足では急激に上昇し、制御不可能になる~

日時

2023年10月18日(水)11:00 - 12:00

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

ウチダスペクトラム株式会社

メディア協力