13:05 - 13:45
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基調講演
産業分野におけるサイバーセキュリティ政策
経済産業省
商務情報政策局 サイバーセキュリティ課 サイバーセキュリティ戦略専門官
山田 剛人 氏
講演内容
昨今、政府機関や重要インフラ事業者のみならず、さまざまな企業が国境を越えてサイバー攻撃の標的になっており、サイバー空間の脅威は、ますます高まっております。サイバー攻撃から自社を守るためには、経営者自身が責任を持ってサイバーセキュリティ対策に取り組むことが重要です。 本講演では、経営者向けのガイドラインの策定や中小企業向けのセキュリティ対策パッケージの普及・促進の他、ソフトウェア管理?法の一つであるSBOM(Software Bill of Materials)など、経済産業省の取り組みを紹介します。
講演者
経済産業省
商務情報政策局 サイバーセキュリティ課 サイバーセキュリティ戦略専門官
山田 剛人 氏
大手IT企業でハードウェアプラットフォーム、クラウドソリューションを拡販。 2018年より内閣官房内閣サイバーセキュリティセンターで、サイバーセキュリティ政策に関する国際連携業務に従事。 2022年に大手IT企業でサイバーセキュリティ戦略の政策渉外業務を担当。 2023年7月より現職。
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13:45 - 14:15
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技術講演
工場セキュリティ、半導体産業のサイバーセキュリティの取り組みについて
株式会社ベリサーブ
ソリューション事業部 ソリューション技術開発課/ 日本シーサート協議会 工場セキュリティWG
椿田 収
工場セキュリティ、半導体産業のサイバーセキュリティの取り組みについて
講演内容
近年のモノづくりの領域では、コロナ禍による新製品の市場投入速度の鈍化やこれまでにない世界規模の半導体不足が記憶に新しいところです。このような中、DXを進める企業や工場に対して、ランサムウェアにみるサイバー攻撃も変化を遂げ、新たな脅威を仕掛けています。本講演では、製造領域の中でもEVや新技術の源泉となる半導体産業に注目し、同分野のサイバーセキュリティの取り組みについて、工場セキュリティの視点から解説します。
講演者
株式会社ベリサーブ
ソリューション事業部 ソリューション技術開発課/ 日本シーサート協議会 工場セキュリティWG
椿田 収
大手SIerにてミッションクリティカルな製造システムのサービス企画や開発を経て、2016年よりゼロトラスト/IAMの社内実践やコンサルティングに従事。 2022年、株式会社ベリサーブ入社。製造×セキュリティを基点にDX時代の工場セキュリティサービスを企画中。専門分野は半導体製造領域、IAMセキュリティ。
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14:15 - 14:20
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休憩 展示ブースをご覧ください
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14:20 - 15:00
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招待講演
われわれは進歩したAIとどう付き合っていくべきか
東京大学
次世代知能科学研究センター 教授
松原 仁 氏
講演内容
AIは2010年代から3回目のブームを迎えました。人間がコンピュータに教えるのではなく、コンピュータがデータから自動的に知識を得る機械学習の技術の一つであるディープ・ラーニングがとても優れた性能を示したことがブームのきっかけとなりました。初期は人の顔を(人より精度よく)認識することや、人の声を認識するAIスピーカーなどの認識が中心でしたが、2020年からは画像や文章を生成する生成AIが登場しました。本講演では、われわれ人間が進歩したAIとどう付き合っていくべきかを考えます。
講演者
東京大学
次世代知能科学研究センター 教授
松原 仁 氏
1959年東京生まれ。1986年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。同年通商産業省工業技術院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入所。2000年公立はこだて未来大学教授。2020年より現職。2014-2016年人工知能学会会長。2022年から情報処理学会副会長。著書に「鉄腕アトムは実現できるのか」、「AIに心は宿るのか」など。
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15:00 - 15:30
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技術講演
AIプロダクトの品質保証の概況と当社の取り組み
株式会社ベリサーブ
研究企画開発部 技術戦略課 課長
須原 秀敏
講演内容
ChatGPTをはじめとする生成AIの隆盛により、ますますAIが組み込まれたプロダクトの開発、リリースが進んできています。一方で、AIプロダクトの品質をどう確保していくのかという問いへの答えもますます重要になってきています。本講演では、AIプロダクトの品質保証についての概況をまとめた上で、当社の事例(品質アセスメント、リスクベースドテスト、画像・時系列データ・自然言語に対するメタモルフィックテスティング、データ増幅)を紹介します。
講演者
株式会社ベリサーブ
研究企画開発部 技術戦略課 課長
須原 秀敏
2010年、株式会社ベリサーブ入社。車載分野においてソフトウェアテストやソフトウェア品質全般の業務に携わる。現在は研究企画開発部にて、AIを用いた品質保証、AIプロダクトに対する品質保証、モデルベースドテストなどの研究開発に取り組んでいる。 JSTQB技術委員、ISO/IEC JTC1/SC7/WG26エキスパート、QA4AIコンソーシアムメンバー
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15:30 - 15:35
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休憩 展示ブースをご覧ください
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15:35 - 16:15
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技術講演
企業のアジリティに必要な意思決定・仕事の仕方・取り組み方 ~アジャイルへの潮流
サーバントワークス株式会社
代表取締役・ アジャイルストラテジスト/ DASAアンバサダー兼認定DevOpsトレーナー/ 株式会社Helpfeel アドバイザー
長沢 智治 氏
企業のアジリティに必要な意思決定・仕事の仕方・取り組み方 ~アジャイルへの潮流
講演内容
ビジネスやプロダクト戦略のアジリティ、開発と運用のアジリティといったように企業のあらゆる側面において「アジリティ」がテーマに挙がってくる今日、その重要性は認識され、共通の目標としても掲げられていますが、推進できない理由はどこにあるのでしょうか。本講演では、「半分間違った」意思決定、やり方、取り組み方を見つめ直すきっかけを話者の考察を踏まえて、アジャイル変革と絡めて解説します。
講演者
サーバントワークス株式会社
代表取締役・ アジャイルストラテジスト/ DASAアンバサダー兼認定DevOpsトレーナー/ 株式会社Helpfeel アドバイザー
長沢 智治 氏
ラショナルソフトウェア、IBM、ボーランド、マイクロソフト、アトラシアンとプロセス改善コンサルタント、エバンジェリスト、プロダクトマネージャとして歴任したのち、独立し、サーバントワークス株式会社を設立。数多くのアジャイル関連認定資格を有し、RSGTなどのイベントで基調講演を担当。著書・監訳書も多数。
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16:15 - 16:20
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展示ブースをご覧ください また、アンケートのご記入にご協力ください
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