DX時代以降ではバリューチェーンのデータを統合し、分析・活用することで新しい価値を提供することが求められます。
そのためには「ファクトを正確にとらえる信頼できるデータ」が必要条件です。
本セミナーでは、「個人や部門レベルでのデータ活用」からステップを進め、「全社横断的なデータ活用」実現に必要なポイントをお伝えします。
単にシステムを構築するだけでは解消できない、データ活用に潜む「文化・データ・組織」など様々な壁をどう乗り越えていくかといった観点にも触れてる、実践的な内容となっています。
データ統合基盤の必要性とその勘所を理解し、自社でのロードマップ検討にお役立てください。

以下のような立場および課題を抱えている方におすすめです。

  • エンタープライズ企業のDX推進担当、ICT部門、経営企画部門など全社データ活用を推進する立場の方
  • 特定の部門や担当者においてはデータを活用した課題発見、意思決定を行えているものの、部門をまたぐとデータの繋がりが途切れてしまい感覚的なコミュニケーションになってしまう
  • 複数の拠点や事業を俯瞰した意思決定となるとデータが活用できる形になっていない

プログラム

14:00 - 14:30

データ活用の推進に欠かせない「データマネジメント」

講演内容:

企業内にあるデータを適切に管理することを「データマネジメント」と呼びます。全社横断的なデータ活用を推進するためには、データ活用基盤の整備はもちろんですが、データを活用に耐えうる貴重な資産としてマネジメントすることが求められます。具体的には、データ活用を支えるための組織やヒトづくり、データの収集・活用に向けたルールの策定などが必要になります。本セッションでは「データマネジメント」のエッセンスをお伝えします。

氏名

株式会社データ総研

常務取締役
コンサルティンググループ グループ統括マネージャ
エグゼクティブシニアコンサルタント

小川 康二

プロフィール:

1998年にデータ総研に入社。以来25年間、データマネジメント専門コンサルタントとして、最前線でクライアントを支援。全社システム再構築に向けたデータアーキテクチャの策定や、マスタデータマネジメント導入、データマネジメント導入の支援などを行う。これまでに製造業(組立・加工)、食品業、電気・ガス業、保険業、建設業、人材派遣業、省庁など、61プロジェクトを支援。セミナー講演多数。著書に「DXを成功に導くデータマネジメント データ資産価値向上と問題解決のための実務プロセス75(翔泳社)」がある。

14:30 - 15:00

DXの実現を支える「データ基盤」の在り方

~信頼できるデータを、組織で活用するには?~

講演内容:

全社レベルでのデータ活用を進めDXを実現するためには「データ基盤」の存在が重要です。その構築について当社では「データ整備」と「データ活用」の2領域で捉え、「データ活用」に近い領域から「データ整備」するという発想を重視しています。システムのデータを横断的に統合管理し、利用者が信頼できるデータを維持管理することはもちろん、組織としてどのようにデータを利活用するかといった「活用戦略」を策定することも欠かせません。本セッションでは、これまで多くのお客様にご支援させていただいた経験から、データ基盤構築におけるTipsをお伝えします。

氏名

ウイングアーク1st株式会社

Data Empowerment事業部 DEサービス統括部
統括部長

山本 宏樹

プロフィール:

2002年、ウイングアーク1stの前身に入社。入社後は、帳票・電子文書ソリューションの技術サポート、プリセールス、インテグレーション業務に従事し、主にPMを担当。2017年よりBI・データ活用に関するコンサルティング・サービス部門の責任者として、サービス提供の中で培った経験やノウハウから製品利用のベストプラクティスやDataringソリューションの開発、データ活用エンジニア育成の教材の開発なども担っている。

15:00 - 15:10

データ総研×ウイングアークが提供する新サービスのご紹介

15:10 - 15:20

質疑応答

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

「個別最適のデータ活用」を脱却、「全社DX」の成功へ

日時

2024年1月30日(火)14:00 - 15:20

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

ウイングアーク1st株式会社

メディア協力