企業規模や業界を問わず、ITリソースをどう活用し、企業力を強化するかは重要な経営課題です。働き方の多様化に伴い業務環境は大きく変化し、誰もがITを駆使して業務を行う時代となりました。
そのような中、DX推進の中心を担う情報システム部門は、より価値を生む業務にどう時間を割くか?
BPOをどう活用すべきか?効率化しながらも、どうリスクを低減していくか?
などに常に悩まされています。
重要なカギは、システムの基礎ともなる、従業員の誰が何をどう使っているかの把握です。その基礎となる考え方や実現法、実践例を各分野のキーパーソンをお迎えしてお届けします。

プログラム

14:00 - 14:05

Opening

14:05 - 14:35

KeyNote

両利きDXによる田辺三菱製薬のトランスフォーメーション

講演内容:

DXは経営の課題であり、経営の魂を施策に組み込むことで、全社での取り組みの見通しを良くし、施策のポートフォリオを足元課題から中長期に至るまで戦略的に作ることです。またDXの要はデータxAi、および顧客接点の構築から、社内外のプロセス、サービスに於いてデータの循環を作り出し、継続的に改善のループを回すことにあります。そのためのデータ基盤の整備と活用を推進し、顧客中心思考とアジャイルによるイノベーション文化の創出をDXの究極的な目標に掲げ、日々の業務のデジタル化とビジネス変革のためのDXを両軸でまわし続ける、いわば「両利きDX」の取り組みについてお話しします。

氏名

田辺三菱製薬株式会社

ファーマ戦略本部
デジタルトランスフォーメーション部長

金子 昌司

プロフィール:

1997年より三井物産株式会社にてサハリン油田、化学プラント、発電所、恐竜博物館等のプロジェクト開発に従事。 2002-2016年 ノバルティス日本法人IT部門でベンダー統合、Notes移行、アーキテクチャチーム、Web開発・運用チーム等の立ち上げなど、一貫してプロジェクトや新チームの立ち上げに従事。途中3年間スイス本社にてグローバルIT戦略、開発ITのアーキテクチャ設計を責任者として推進。最終2年間はマーケティング本部に移籍し、デジタルマーケティングの立ち上げ。臨床検査大手のH.U.グループホールディングスではグループCIO、及びデジタル戦略本部の立上げに併せCDOを経て、2021年より現職。 オランダエラスムス大学MBA、慶應義塾大学理工学研究科卒。

14:40 - 15:10

Special Session①

事業を止めない、成長させるサイバーセキュリティ

講演内容:

AIやクラウドの普及、分析技術の飛躍的な向上などテクノロジーは日々変化し、同時に新しいセキュリティ上のリスクが生まれています。同時に、これらのリスクを適切に管理するだけでなく、事業を成長させるためのドライバーと位置付けて戦略的に投資することがますます重要になっています。こうした「攻めのセキュリティ」における取り組みについてお話しします。

氏名

デロイトトーマツサイバー合同会社

執行役員

北野 晴人

プロフィール:

二種通信事業者、外資系通信機器ベンダーなどを経て、2001年から2013年春までリレーショナル・データベース、アイデンティティ管理を中心にセキュリティ関連製品の販売戦略・ビジネス開発などを担当。その後、セキュリティ技術と法律、マネジメントをつなぐコンサルティングを提供中。情報セキュリティ大学院大学客員研究員。博士(情報学)、(ISC)2アジア・パシフィック・アドバイザリーカウンシルメンバー。 公認情報システムセキュリティプロフェッショナル(CISSP)

15:15 - 15:45

Special Sessison②

人手不足を追い風に変えよう!
情シスが今こそやるべきこととは

講演内容:

ほぼ全ての業務がIT無しでは成り立たない昨今、情報システム部門の重要性も多忙さも今までの比ではありません。「2025年の崖」や人手不足、時間外労働の上限規制の適用といったキーワードが飛び交う中、こういう時代だからこそ、多忙を極める情報システム部門はコア業務とノンコア業務を意識し、効率化を図っていく必要があります。ノンコア業務のアウトソース化も含め、どう効率化していくかの手法をご紹介します。

氏名

日本マイクロソフト株式会社

業務執行役員 エバンジェリスト

西脇 資哲

プロフィール:

日本経済新聞で紹介されたIT「伝道師/エバンジェリスト」。2013年には日経BP社から "世界を元気にする100人" にも選出。1996年から13年間、日本オラクル株式会社にてマーケティング担当として従事し、現在はマイクロソフトにて多くの製品・サービスを伝え広めるエバンジェリスト。講演や執筆活動も行い、IT 企業だけでなく、製造業、金融業、官公庁から小学校、中学校、高校や大学でのプレゼンテーション講座を幅広く手がける。著書に「エバンジェリストの仕事術」、「プレゼンは “目線” で決まる」、「新エバンジェリスト養成講座」など。
TOKYO FM 「エバンジェリストスクール!」パーソナリティー、J-WAVE「GLOBAL BUSINESS CHARGE」ナビゲーターを務める。

15:55 - 16:25

Josys Session

日本のIT部門のポテンシャルを引き上げるために、ジョーシスができること

講演内容:

オンプレからクラウドへのシフト、人材流動性の向上や外部との柔軟なコラボレーション、ハイブリッドワークへの対応など、目まぐるしく変化する社会・業務のニーズに対応するために、IT部門の業務負荷と複雑性は増す一方です。そのような環境の中で、ジョーシスというサービスが今取り組んでいる課題や、我々が考えるIT運用の今後向かうべき方向性について、具体的な事例も交えながらお話しいたします。

氏名

ジョーシス株式会社

プロダクトマネージャー

西村 允淳

プロフィール:

シンガポール国立大学卒。新卒で米系コンサルファームのA.T.カーニーに入社し、大手企業の戦略コンサルティングに従事。
その後、スタートアップ業界に関心を抱き、for Startupsに入社。VC投資先スタートアップの採用支援、社内のBPRやデータ分析基盤の構築を担当。
現在、ジョーシス株式会社にてカスタマーサクセス兼プロダクトマネージャーとして、グローバルB2B SaaSのプロダクトマネジメントに従事。

16:30 - 17:10

Talk Session

誰しもがテクノロジー(IT)を使う時代でのチャレンジと効果

講演内容:

DX が進み、アナログにテクノロジーが加わることで、ビジネスの可能性も大きくなっています。社員の誰しもが IT 利用して仕事をする時代に、その「可能性」を現実のものとするためにも、今まで以上に業務効率を上げていく必要があります。一方で誰しもがテクノロジーを利用するからこそ、必要なものをタイムリーに付与、管理する必要があります。IT というプラットフォームを正しく利用するために、コア業務とノンコア業務の切り分けといった観点も交えて、DX 銘柄に 3 年連続で選出された GA technologies の取り組みをトーク形式でお伝えします。

氏名

株式会社GA technologies

IT戦略/Corporate IT チーフ

佐藤 志野

プロフィール:

銀行に新卒入社し、窓口業務・リテール営業を経験した後、IT会社に転職。インフラエンジニアとして銀行システムのリプレイス、自社製品のインフラ構築などに携わりながら、社内情シスを担当。2022年に株式会社GA technologiesに入社し、情シスチーフとして活動中。ヘルプデスク業務の圧迫により情シスのコア業務に向けるリソース不足を解消するため、ヘルプデスク業務のアウトソーシングを主導した。M&Aによるグループの拡大に伴い、グループ全体のIT統制を図るため、規約の見直し・策定などに取り組んでいる。

氏名

モデレーター

ジョーシス株式会社

日本統括上級副社長

高山 清光

プロフィール:

日本ユニシス(現 BIPROGY)に在籍後、Omniture(現 Adobe)、Cloudera、Boxと3つの米国スタートアップ企業に、国内1人目の社員もしくは営業として参画し日本法人での市場開拓と売上拡大に大きく貢献。Box Japanでは、チャネルセールス、公共部門、金融部門のセールス担当上席執行役員を務める。25年以上にわたって、IT業界で活躍。直近では、2020年10月よりPendo.io Japanの日本代表に就任。現在、一般社団法人日本デジタルアダプション協会の代表理事を務める。2023年、ジョーシスに参画。

17:10 -

Closing

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

DXを安心に効率良く推進する道しるべ

~効率化とリスク低減のアプローチ~

日時

2024年3月28日(木)14:00 - 17:15

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

ジョーシス株式会社

メディア協力