今求められるデジタルトラストの獲得
境界なきセキュリティの最前線

世界経済の混乱や、長引くインフレ、依然として残るコロナの影響などの中、企業は生き残りをかけてDXを推進しています。それと同時に、社外から社内のシステムにアクセスすることや、工場外から製造装置に直接アクセスするような機会も増えています。DXの進展やテレワークの普及などによりビジネスのクラウド化がさらに進んだ結果、従来型の「境界型モデル」ではネットワークセキュリティの維持が困難となり、「すべてのトラフィックを疑わしいものとみなす」ゼロトラストセキュリティへの注目が高まっています。境界なきセキュリティが求められる時代にデジタルトラストを確立するにはどうすればよいのでしょうか?当WebセミナーではDXに取り組みながら、企業がゼロトラストセキュリティについて進めるべき方向性を模索し、ゼロトラストセキュリティに関するさまざま情報を提供してまいります。

講演者

基調講演

株式会社トライコーダ

代表取締役

上野 宣

奈良先端科学技術大学院大学で情報セキュリティを専攻、2006年に株式会社トライコーダを設立。ハッキング技術を駆使して企業などに侵入を行うペネトレーションテストや各種サイバーセキュリティ実践トレーニングなどを提供。

OWASP Japan代表、株式会社Flatt Security社外取締役、グローバルセキュリティエキスパート株式会社社外取締役、ScanNetSecurity 編集長、情報処理安全確保支援士 カリキュラム検討委員会・実践講習講師、JNSA ISOG-J WG1リーダー、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会理事・顧問、Hardening Project 実行委員、SECCON 実行委員、日本ハッカー協会理事、一般社団法人 ITキャリア推進協会 (JAIC) アドバイザリーボードメンバー、情報経営イノベーション専門職大学 客員教員などを務める 第16回『情報セキュリティ文化賞』受賞、第11回『(ISC)2 アジア・パシフィック情報セキュリティ・リーダーシップ・アチーブメント(ISLA) 』受賞

主な著書に『Webセキュリティ担当者のための脆弱性診断スタートガイド - 上野宣が教える情報漏えいを防ぐ技術』、『HTTPの教科書』、『めんどうくさいWebセキュリティ』、『今夜わかるシリーズ(TCP/IP, HTTP, メール) 』など他多数

株式会社電通総研

金融ソリューション事業部 営業ユニット 戦略アライアンス部
セキュリティソリューショングループ グループマネージャー

赤澤 卓真

商社系SIerにてセキュリティ商材発掘やサービス企画・営業に従事し、20年以上セキュリティに関する業務を遂行。2019年よりISID(現 電通総研)に転職後しSecurityScorecard、KnowBe4、ULTRA RED、KELA等の海外ベンダーと代理店契約を締結し、ビジネス拡大を目指す

BlackBerry Japan株式会社

マーケティング部 フィールドマーケティング ディレクター

山﨑 裕二

EPP製品やSMB向けMSPサービスのグローバルプロダクトマネージャー等を経て2019年にBlackBerry Japanへ入社、UCLA Anderson School of Management 卒、カリフォルニア工科大学 インダストリアルリレーションセンター テクノロジーマーケティング サーティフィケーション

プログラム

13:00-13:40

基調講演

攻撃者の視点から分析するゼロトラストの効果と戦略の変化

講演内容:

ゼロトラストセキュリティモデルの導入により、攻撃者の戦略はどのように変化するのか。本講演では、攻撃者の視点からゼロトラストの効果を分析し、攻撃手法や対策の必要性について議論します。従来の環境からゼロトラスト環境までの攻撃シナリオを検証し、セキュリティ強化のための知見を共有します。

株式会社トライコーダ

代表取締役

上野 宣

13:40-14:10

サイバー攻撃に対する従業員のセキュリティ意識向上を実現するには?

~世界最大のクラウド型セキュリティ教育プラットフォーム ”KnowBe4”の活用事例ご紹介~

講演内容:

”KnowBe4”というセキュリティ・アウェアネス(意識)を向上させる為のSaaS型プラットフォームをご存知でしょうか。
弊社電通総研グループへ導入に至った経緯や、実際に導入を行う際にどのようなステップだったのか、といった点について紹介させていただきます。

・え?年数回のメール訓練だけでは不十分?セキュリティ意識向上が必要な背景
・電通総研社内導入事例から見る導入プロセスと各プロセスの進め方
・KnowBe4利用3年目で見えてきたこと
・電通総研の取り組み

株式会社電通総研

金融ソリューション事業部 営業ユニット 戦略アライアンス部
セキュリティソリューショングループ グループマネージャー

赤澤 卓真

14:15-14:45

実践的なセキュリティ強化への投資:AIによるゼロトラストセキュリティとMDRの統合が重要である三つの理由とは?

講演内容:

ユニークマルウェアは過去3ヶ月で27%増加(グローバル脅威レポート2024年3月版)。数理モデルAIとMDRを組み合わせると、社内セキュリティ運用工数を 90% 削減、6ヶ月で元が取れ(2023 年 9 月 BLACKBERRY 委託の FORRESTER TOTAL ECONOMIC IMPACT™ 調査)、強靭な24/365日のセキュリティが実現できます。これには技術的な理由と多くの実例があるのです。企業のセキュリティを強化するゼロトラストモデルの実践的アプローチの要点を解説します。

BlackBerry Japan株式会社

マーケティング部 フィールドマーケティング
ディレクター

山﨑 裕二

(講演時間調整中)

特別講演

日揮ホールディングス株式会社

デジタル戦略・IT統括ユニット

井上 胤康

  • ※講演内容・プログラムは都合により一部変更させていただくことがございます。予めご了承ください。

セミナー概要

名称

ビジネス+IT Webセミナー

DXを加速するゼロトラストセキュリティ 2024 春

今求められるデジタルトラストの獲得 境界なきセキュリティの最前線

日時

2024年5月21日(火) 13:00 -

会場

Webセミナー(Live配信)

  • ※ ご自身のPCやスマートフォンで受講可能です。

受講料

無料(事前登録制)

主催

SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT)

協賛

株式会社電通総研
BlackBerry Japan株式会社
ほか(随時追加)

メディア協力