新しいビジネスを創り上げるにはデジタル活用は必須の時代になっています。そしてその成否は「どのように創るか、いかに速く創るか」のプロセスにあると言っても過言ではありません。これまではひとつのシステムを構築するために一定の開発期間とコスト、リソースを要してきましたが、「ローコード」と言われるアプリケーション開発手法によってそれらを大幅に短縮することが可能になり、また、その容易な開発手法は外注依存から自社内製化への流れを生み、より迅速なビジネス展開の好循環をつくりだします。

2020年12月に、話題となった2018年9月の「DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」の中間報告『DXレポート2(中間取りまとめ)』が経産省より発表になりました。本中間報告では、現状のデジタルサービスの浸透と、コロナにより高まったDXの緊急性が記されています。

本セミナーでは、『DXレポート2(中間取りまとめ)』を紐解きながら、CIO / IT担当者の存在意義の転換とこれからのミッション、そしてローコード開発をはじめとしたアプリケーション主導による新しいビジネスの創造と、DXによる日本市場活性化への道程について有識者とともに考察いたします。

プログラム

14:00- 14:05

開会の挨拶

14:05 - 14:30

「DXレポート2」が示すDXの本質とロードマップ

~民間企業が事業変革のために取るべきアクション~

講演内容:

経産省が昨年末に公表した「DXレポート2(中間取りまとめ)」。そこには日本企業のDXの現状や示唆が示されています。本講演では、DXレポートを発行した「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」で座長を務める南山大学の青山幹雄教授が、民間企業がDX/事業変革に有用なアクションを解説します。また、DXに資するシステム開発のあるべき姿として注目が集まる内製化やローコード開発の潮流についてもご紹介します。

氏名

南山大学

理工学部 ソフトウェア工学科 教授

経済産業省

「デジタルトランスフォーメ ーションに向けた研究会」座長

青山 幹雄

14:30 - 14:50

ローコード開発のビジネス価値

~ローコード開発の市場動向とIT内製化の相関関係、今後の展望を探る~

講演内容:

国内企業のDXの取り組みがますます盛んになっています。同時に内製化に取り組む企業も増えています。DXで成果を獲得するためには、ユーザーからのフィードバックや要求変化を迅速かつ柔軟にアプリケーションに取り込むことが必須ですが、そのためにはローコードを活用した内製開発が最も有望なアプローチのひとつです。本講演では、国内企業のDX/内製化/ローコードに対する最新動向をご紹介し、ローコード開発がもたらす効果と従来手法との違いと成功のためのポイントについて解説いたします。

氏名

株式会社アイ・ティ・アール

プリンシパル・アナリスト

甲元 宏明

14:50 - 15:25

Salesforceユーザー講演

DX事例とIT内製化潮流によるローコード開発の必然性

~ユーザー企業によるDXの取り組みとIT内製化潮流によるローコード開発の必然性~

氏名

三菱UFJインフォメーションテクノロジー株式会社

デジタルエンジニアリング部 マネージャー

舛方 想

氏名

セールスフォース・ドットコム

マーケティング本部
プロダクトマーケティングマネージャー

岩永 宙

15:25 - 15:35

Q&A

15:35 - 15:40

アンケートのご案内・閉会のご挨拶

  • ※講演内容は事前の予告なく変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。

セミナー概要

名称

Webセミナー

デジタルで描く日本市場活性化のシナリオ

~「DXレポート」中間報告からみえた「IT内製化」の不可避な流れ~

日時

2021年4月8日(木)14:00 – 15:40

会場

オンライン

受講料

無料(事前登録制)

主催

株式会社セールスフォース・ドットコム

メディア協力