保険業界+FinTech部門向け、改正保険業法
が変える“募集・体制・ガバナンス”の最前線

保険業界+FinTech部門向け】改正保険業法が変える“募集・体制・ガバナンス”の最前線

日時:2025年7月10日(木)15:00 - 18:00(受付開始:14:45 - )

定員:リアル受講/オンライン受講

会場:住友不動産虎ノ門タワー23F(SBクリエイティブ株式会社)

受講料:リアル対面受講:33,000円(税込)/
オンライン受講:22,000円(税込)

保険業界+FinTech部門向け、改正保険業法が変える “募集・体制・ガバナンス”の最前線

ビッグモーター問題や損保大手によるカルテル、個人情報の漏えい──保険業界を揺るがす一連の不祥事を背景に、業界全体のガバナンスと体制整備の在り方が問われています。こうした流れを受けて、2025年5月30日には改正保険業法が成立し、現在は省令や金融当局が監督を行う際の具体的な運用ルールを定める「監督指針」の見直し作業が進行中です。本セミナーでは、制度改正の背景と今後のスケジュールを整理したうえで、特定大規模乗合代理店に求められるガバナンス強化や、デジタル募集・AI活用における実務対応、さらに企業内代理店モデルへの影響など、保険募集・体制整備・ガバナンスに関する論点を多角的に解説します。とくに、FinTech部門やDX推進部門にとっても無関係ではありません。チャットボットやAPI活用といった技術領域と法令対応の接点、テクノロジーによるガバナンス支援、異業種連携や組込型金融の戦略への影響など、デジタル時代ならではの実務課題も本セミナーでは深掘りします。保険会社・保険代理店・仲立人はもちろん、DX、法務、カスタマーエクスペリエンス、新規事業に携わるすべての実務者にとって、組織横断で備えるべき「ガバナンス変革の要諦」が詰まった内容です。改正保険業法の全貌とその実務的インパクトを捉え、早期対応の一手を講じるための機会として、ぜひご参加ください。


本講義で学べる内容

本講座に含まれるもの


本講座で学べること

  •  

    法改正の背景にある不祥事やガバナンス強化の潮流を把握し、経営リスクとして捉える

  •  

    改正保険業法と監督指針・政省令の要点を理解し、施行に向けた実務対応を明確にする

  •  

    特定大規模乗合代理店や兼業代理店に求められる新たな体制整備のポイントを学ぶ

  •  

    チャットボット・AI・APIなどデジタル募集手法に対する規制の方向性と実務注意点を整理する

  •  

    企業内代理店モデルの見直しやBaaS連携など、FinTech視点での影響評価と戦略的活用を検討する

  •  

    セルフチェックリストを用いた自己点検と、社内研修・教育体制の構築手法を習得する

  •  

    参加者との質疑や他社事例を通じて、自社のガバナンス課題と対応方針に応用する

講師&著者紹介

  • 森・濱田松本法律事務所外国法共同事業
    パートナー

    篠原 孝典 氏

    プロフィール

    2000年に東京大学法学部卒業後、アフラック生命保険会社に勤務(2000~2006年)。2008年 大宮法科大学院卒業、2009年弁護士登録。金融庁総務企画局企画課調査室専門官(2011~2013年)、同監督局総務課・総合政策局リスク分析総括課金融サービス仲介業室課長補佐(2020~2022年)。保険業法・銀行法・金融商品取引法その他の金融規制への対応業務やM&A業務等を取り扱う。


講義スケジュール

  • 15:00 | 16:00

    • 【第1部】

      イントロダクション:なぜ今「法対応」が経営課題になるのか

    • 不祥事事案と制度改正の背景 ガバナンス強化の潮流と“体制整備”の重要性 フィンテック・DX推進と法令遵守は両立できるか?

    • 【第2部】

      改正保険業法の全体像と今後のスケジュール

    • 2025年5月30日に整理された改正法の内容と立法プロセス
      監督指針・省令の改正動向と注目ポイント
      公布から施行までのタイムラインと、今すぐ準備すべき事項

    16:10 | 17:00

    • 【第3部】

      体制整備の実務論(特定大規模乗合代理店編)

    • 法令等遵守責任者・統括責任者の設置義務と責任範囲
      兼業代理店におけるリスク管理体制の高度化
      内部監査・苦情管理・内部通報体制の構築と運用ルール
      → FinTech部門視点の注目点:
       ・ガバナンス×テクノロジー(InsurTech)導入の可能性
       ・KPI設計やデータ連携基盤との整合性

    • 【第4部】

      募集方法の見直しとデジタル募集への影響

    • 「ハ方式(比較推奨販売)」の廃止とそのインパクト
      説明義務・意向把握義務の厳格化
      デジタルチャネルやAI活用における規制対応の方向性
      → FinTech部門視点の注目点:
       ・チャットボット、AI、API活用での注意点

    17:10 | 18:00

    • 【第5部】

      企業内代理店に対するルール変更と戦略影響

    • 特定契約比率規制の撤廃と適用除外の整理
      企業内代理店モデルの再設計に向けた留意点
      新規参入・協業モデルを志向するプレイヤーへの示唆
      → FinTech部門視点の注目点:
       ・異業種連携・BaaS(Banking as a Service)との整合
       ・企業グループ内FinTech戦略とルール影響の見極め

    • 【第6部】

      セルフチェックと今後の体制強化ステップ

    • 自己点検チェックリストの活用法
      ・第三者評価
      ・代理店手数料ポイント
      社内研修・教育体制の整備方法
      弁護士視点での「見落としがちな落とし穴」

    • 【第7部】

      質疑応答・ディスカッション

    • 参加者からの質問に実務的な視点で回答
      ◆ 補足・特記事項
      開催形式:リアル会場+オンラインハイブリッド、録画配信あり(予定)
      対象部門の広がり:法務/コンプラ部門だけでなく、新規事業、DX推進、カスタマーエクスペリエンス部門まで含めた“ガバナンス変革”として位置づけ

※プログラム、タイトルは、予告なく変更される場合があります。

講座概要

     
名称

東京開催

【保険業界+FinTech部門向け】改正保険業法が変える“募集・体制・ガバナンス”の最前線
改正保険業法完全対応 保険ガバナンス強化講座
日時 2025年7月10日(木)15:00 - 18:00(受付開始:14:45 - )
受講スタイル 「リアル会場受講」と「オンライン受講」ご希望の形をお選びいただけます。
※リアル会場には定員がございます。満席の場合はご了承ください。
リアル会場 住友不動産虎ノ門タワー 23F
(SBクリエイティブ株式会社)
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-2-1
オンライン受講 開催3営業日前にメールで、視聴URLのご案内をお送りします。ご使用PC、ネットワークにかかるセキュリティ制限がある場合、ご視聴ができない場合がございますので事前に社内ご担当部署等にご確認をお願いします。
※視聴に利用するPCやスマートフォンと通信環境で以下にアクセスし、ご自身の環境で閲覧できるか、ご確認ください。
オンライン受講の事前環境チェック [ 視聴に必要なスペック
定員 リアル会場:24名 / オンライン受講:何名でも受講可能です
申込締切 2025年7月7日(月) 16:00
受講料 リアル対面受講:33,000円(税込)/オンライン受講:22,000円(税込)<特典+アーカイブ視聴代含む>
団体割引 【オンライン限定団体割引】10名様:150,000円(15,000円@1名)(税込) <特典+アーカイブ視聴代含む>
【オンライン限定団体割引】 5名様: 90,000円(18,000円@1名)(税込) <特典+アーカイブ視聴代含む>
※団体でのお申込みの場合、代表者様がお申込みをいただき、後ほど人数分の受講URLをお送りさせていただきます。
キャンセルポリシー 開催1週間前までのキャンセルは、手数料(振込手数料等)を差し引いた金額を返金いたします。
開催1週間前以降のキャンセルは、返金不可となります。
受講の振替(別日程や他セミナーへの変更)は対応いたしかねます。
主催 SBクリエイティブ株式会社(ビジネス+IT / FinTech Journal)
メディア協力
  • ビジネス+IT

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〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-2-1

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