Deep Techを事業化するための法務戦略──AI・量子・ブロックチェーンの最新論点
講演内容
AI、量子技術、ブロックチェーンといった“Deep Tech”は、新しい産業や市場を創出する一方で、既存の法制度との摩擦や、将来的に新たな規制を招きうるリスクを抱えています。本セミナーでは、先端技術法務に携わる専門家として、これら先端技術の実装・事業化に伴う留意点を整理し、企業が直面する具体的な法的論点を解説します。AIエージェント、ステーキングなどの暗号資産ビジネス、量子技術と安全保障(デュアルユース規制・耐量子計算機暗号)といった比較的新しい事業分野におけるテーマを取り上げながら、新しいビジネスと規制との関係、ビジネスサイドがルールメイクに関与する最新の動きなどについて紹介します。
登壇者
Profile
司法試験合格後、2011年に日本銀行入行。システム部署での契約法務やリスク管理業務のほか、金融機関への考査・モニタリング業務などに従事。2023年より現職。
FinTech、Web3をはじめとする企業法務・スタートアップ法務を取り扱う。量子技術分野で文部科学省「光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)」助成ビジネスコンテスト受賞、NEDO challenge(2025)スクリーニング審査通過。INSEAD MBA修了。