2025年の五大潮流×10の実務Tipsでレジリエンスを再設計
講演内容
本講演は従来の「五潮流+実務Tips」を出発点に、優先度の作り替えと決定トリガー設計まで踏み込む実装型セッションです。2025年の変化をΔT(戦術の微変)、ΔS(クラウド/OT/ERP境界)、ΔM(テレメトリ/指標)の三つで再整理し、短尺ケースで攻撃者ROIと防御コストを同一キャンバスに可視化します。時相×信頼度グリッド/ATT&CK偏差マップ/連結リスク曲線で分析を統合し、TtD(検知までの時間)/TtC(封じ込めまでの時間)短縮の10ポイントに落とし込みます。成果物はPriority Redesign Canvas、初期Decision Triggers、Signal Library(最小指標セット)です。翌日の会議で投資配分と管制の優先度テーブルを更新できる状態にします。対象は経営・経企・情シス・事業部です。
登壇者
日本サイバーディフェンス株式会社
最高技術責任者(CTO)
名和 利男 氏
Profile
海上自衛隊において護衛艦のCIC(戦闘情報中枢)の業務、航空自衛隊においてプログラム幹部として信務暗号・通信業務/在日米空軍との連絡調整業務/防空指揮システム等のセキュリティ担当業務に従事し。その後JPCERTコーディネーションセンター、サイバーディフェンス研究所等を経て、日本サイバーディフエンスにCTOとして参加。現在、サイバー脅威インテリジェンス(特に地政学リスク)、外交安全保障やアクティブディフェンスに関する業務に従事しつつ、ソブリン・プラットフォームの開発に専念。