日本の製造業はインフレや資源の争奪、人手不足・賃金上昇、物流問題などの市場変化に加え、相互関税、米中対立、中東紛争による生産及び調達先の見直しなど、ビジネス・サプライチェーンの変革を迫られています。そのようなコスト攪乱要因が大きい環境下でこそ、現場調整力・火事場の馬鹿力“だけ”に頼らない、組織としての開発段階での原価企画活動と量産段階での原価管理によるコスト競争力の強化が必要不可欠です。
基調講演「イノベーションを促進する目標原価」
基調講演には、日野自動車 プロダクト推進部 室長 林 久嗣氏 を招聘し、トヨタ自動車及び日野自動車で原価企画に長年従事されてきたご経験から、「イノベーションを促進する目標原価」として、製品開発プロセスにおける原価目標設定のタイミング、設定の考え方・方法についてご講演いただきます。
講演Ⅱ「製品の命運は原価が握る!事業を支える“攻め”の原価企画と原価管理」
・データドリブンで原価を作り込む
・モジュール開発・新製品開発と原価企画
・利益を死守する、ライフサイクル視点での原価管理
講演Ⅲ「やりっぱなしでは終わらない!会社を支える“守り”の原価管理と活用」
・製造原価+販管費で行う総原価管理
・標準原価ではなく、グループ連結実際原価
・利益を確保する実際原価の活用実践事例
※コンサルティング会社等の同業他社の方、登壇者の競合にあたる企業様のお申込みはご遠慮ください。