Daigasグループの海外事業の軌跡 ~地方ガス事業者からグローバルエネルギーカンパニーへのトランスフォーメーション~
講演内容
1.現状:Daigasグループの海外事業の現状
2.黎明期:2000年代初頭から海外事業拡大を本格検討。「国内向けガス事業の購買部門=コストセンター」から「利益を生み出すプロフィットセンター」へ
3.転換期:2009年に発表した長期経営ビジョンで、「2020年度に海外エネルギー:国内エネルギーを1:2に拡大すること」を宣言。アジアでの事業展開も検討スタート。
4.成長期:米国シェールガス事業会社の買収、日本企業として初のインド都市ガス事業への参画など、新たな分野への挑戦。
5.今後の展望/まとめ:今後もDaigasグループらしい「進取の気性」や「しつこさ」で海外事業の更なる拡大を目指す。
登壇者
大阪ガス株式会社
執行役員 資源・海外事業部長
佐藤 克峰 氏
Profile
・1994年、大阪ガス入社。業務用営業に携わる。
・1998年、米国ペンシルバニア州立大学院に留学、修士課程を修了。
・2000年、原料部に異動。LNG長期契約業務でオイルメジャーとの交渉を経験。
・2008年、産業用営業に従事。
・2010年、東南アジアでの事業開発(産業用顧客向け下流事業)の検討開始。
・2014年、Osaka Gas Singaporeに4年間駐在。
・2018年、東南アジアプロジェクト部長。インド都市ガス事業への参画を決定。
・2022年、新規事業開発部長。エネルギービジネス以外の分野で新規事業投資に従事。
・2024年から現職。