AIインフラ・AIデータセンターの構造転換と次世代インフラ戦略
─ AIワークロードの主戦場は「学習」から「推論」へ ─
講演内容
生成AI、AIエージェント、さらにはフィジカルAIの急速な普及により、AI活用の中心はモデルを構築する「学習」から、現場でリアルタイムに価値を創出する「推論」へと急速にシフトしています。この変化は、半導体やGPUだけでなく、ネットワーク、データセンター、電力立地・供給、冷却技術、エッジを含むAIインフラ全体の再設計を求める大きな構造変革を引き起こしています。
本講演では、AIインフラを取り巻く最新動向を俯瞰するとともに、データセンターが集中型から分散・協調型へと進化する背景や、その技術的・社会的要因を解説します。さらに2030年を見据え、推論時代に求められるAIインフラの方向性と、企業が競争力の源泉として取り組むべき次世代インフラ戦略について考察します。
登壇者
NTTドコモビジネス株式会社
エバンジェリスト
(イノベーションセンター IOWN推進室所属)
国際大学GLOCOM客員研究員
林 雅之 氏
Profile
1995年日本電信電話株式会社入社。政府案件の担当等を経て、イノベーションセンター IOWN推進室にてIOWNに関するエバンジェリスト活動、マーケティング、各種プロジェクト等に関わる。埼玉工業大学 非常勤講師。NewsPicksトピックス「デジタル政策と未来社会」やITmediaオルタナティブブログ等に寄稿。主な著者に『この一冊で全部わかるクラウドの基本 第2版 』『オープンデータ超入門 』『スマートマシン 機械が考える時代』等。
現在は、クラウド、半導体、データセンター、ネットワークが交差するAIインフラ領域を中心に、産業構造の変化や技術トレンドを踏まえた企業の投資判断・事業戦略に寄与する情報発信を行っている。