講演内容:
JR東日本ではシームレスでストレスフリーな移動の実現を目指し、各地域の事業者や官公庁・自治体などと連携し、MaaS サービスを提供しています。都市では『リアルタイムデータ連携基盤(RT-DIP)』の運用を開始しました。地方では、東北6県で『TOHOKU MaaS』、長野県で『旅する北信濃』、静岡県で『伊豆navi』を社会実装しています。また、前橋市に一部機能を提供していた『MaeMaaS』は、2023年3月から『GunMaaS』として群馬県域に拡大しました。
本講演では当社が取り組むMaaSと、その展望について紹介します。
東日本旅客鉄道株式会社
マーケティング本部 戦略プラットフォーム部門 執行役員 統括(MaaS)
得永 諭一郎 氏
プロフィール:
1989年JR東日本入社。主に運輸関係の業務に携わり、首都圏の列車運行管理や新幹線・特急列車の車内改札のシステム化、ワンマン運転の拡大と運転の自動化(ドライバレス運転など)を担当した。2019年、執行役員 技術イノベーション本部 MaaS事業推進部門統括、2022年6月より現職。JR東日本におけるMaaS事業の立ち上げからその発展に携わる。