多くの企業・組織ではデジタル変革(DX)を推進する中で、業務の効率化や生産性向上のためにデータ活用がより活発になってきました。特に、異なる業務ネットワーク間のデータ流通によって新たな価値創出を目指す取り組みが増えています。
例えば、製造業ではスマートファクトリー化が進み、製造現場(OT)と管理部門(IT)のネットワークを融合させ、リアルタイムでデータを共有する取り組みが進んでいます。また、公共機関では従来ネットワーク分離されていた環境間でのデータのやり取りの必要性が増しています。さらに、金融の現場では、eKYCの仕組みづくりなどに代表されるように業務プロセスのデジタル化の中で新しいセキュリティ対策が求められ始めています。このような要請に対し、安全かつ効率的に対策を講じるためには、どのような方法があるのでしょうか。
本セミナーでは、従来分離されていたネットワークの融合を進める中で安全・安心してデータ流通を可能にするセキュリティの在り方を解説します。さらに、登壇する2社のエキスパートより、製造業、金融、公共機関の現場を例に挙げて、具体的な実現方法をパネルディスカッション形式で模索していきます。
【こんな課題を抱える方におすすめ】
・OTセキュリティは何から始めればよいか知りたい
・稼働率と安定性を重視するOT、セキュリティや最新技術を重視するITにおけるセキュリティギャップを感じている(古いシステムが稼働することもあるOTは脆弱性を抱えやすい)
・事業のグローバル化によってサプライチェーンが複雑化し、全体のセキュリティ状況を把握するのが困難
・セキュリティを専門とする人材が不足しており、十分な対策が講じられない