特別講演
数字は集計するものではなく想いを込めて変えていくもの
成果を生み出す税務マネジメントの経営への貢献
講演内容
Nittoでの30年以上にわたる税務マネジメントの構築の経験から学んだ、税務が生み出す経営への貢献が今回のテーマです。税務にとって重要なのは税法の知識や理解ではなく、経営層を含む社内のさまざまな関係者とのコミュニケーションを活発に行い、実際に望ましいアクションをとって、具体的な成果を生み出すことです。そこから生まれる「驚きと感動」が、税務の最適化に不可欠な社内の「組織知」を生み出し、さらに次の成果につながる好循環を生みます。私のキャリアで得た知見や考え方を基に、皆さんの業務に役立つ内容をお話ししたいと思います。
講演者
日東電工株式会社
経理財務本部 フェロー
渡會 直也 氏
Profile
1989年に日東電工株式会社に入社し、1992年から税務業務を担当、税務専門部署がなかった同社で税務部の立ち上げメンバーとして中心を担った。2014年に税務部長、2023年から現職。同社一筋で現在まで30年以上にわたり税務業務に携わってきた。株式会社税務研究会の運営する「企業懇話会」では『税務マネジメント勉強会』の座長を務め、現在も上場企業および大企業の税務担当者との意見交換を継続中。