AI駆動開発を「経営アジェンダ」に引き上げる
~PoCの壁を越え、全社展開を成功させる戦略・方法論・推進体制~
概要
ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【講師】
アクセンチュア
ビジネスコンサルティング本部
ストラテジーグループ テクノロジーストラテジー
シニアマネージャー
米重 護(よねしげ まもる) 氏
アクセンチュア
テクノロジーコンサルティング本部
CDAIコンサルティング
プリンシパル・ディレクター
杉山 広通(すぎやま ひろみち) 氏
【重点講義内容】
AIエージェントによるシステム開発が注目を集める一方、既存資産・技術的負債を抱えるエンタープライズのブラウンフィールド開発では、AI駆動化の難しさは桁違いに大きい。コーディング支援ツールの導入だけでは全社的な変革には至らず、PoCの成功と全社展開の成功の間には構造的な溝が存在する。
本講義では、アクセンチュアが戦略策定から実装まで一気通貫で支援してきた実践知見をもとに、AI駆動開発の6原則、ブラウンフィールドの類型化と展開戦略、コンテキストエンジニアリング、ハーネスエンジニアリングやスペック駆動をはじめとした方法論の体系化、推進体制と内製化戦略、そして経営アジェンダとしてのKPI設計まで、全社展開を成功に導くための要諦を体系的に解説する。
1.AI駆動開発とは何か?──AI開発の幻想とブラウンフィールドの断層
AIエージェントが自律的にコードを生成する開発手法が主流化する一方、エンタープライズの現場には既存資産・複雑な依存関係・技術的負債が横たわる。この断層を直視し、開発プロセス全体にAIを組み込む「構造転換」の考え方と、内製化が現実的な選択肢になりつつある現状を示す。
2.エンタープライズAI駆動開発の6原則と4つの変革
速度と品質の両立、E2Eガバナンス、高精度コンテキスト、トレーサビリティ、AI自律/ヒト管理、高め合う仕組み──
全社展開の土台となる6原則と、仕様策定最適化・Human In the Loop設計・アーキテクチャ分解・運用フィードバック還流の4つの変革方向を提示する。
3.ブラウンフィールドの類型化と企業への展開戦略──PoCの壁をどう越えるか
新規構築・継続改善・モダナイゼーション・レガシー塩漬け等、システムの性質によりAI駆動化の難易度はまったく異なる。PoCから全社展開へ踏み出すための段階的アプローチを示す。
4.コンテキストエンジニアリングとハーネスエンジニアリングの本質
AIの生成精度はインプットの質で決まる。属人化・ブラックボックス化したシステムのコンテキストどう棚卸しし、AIが活用できる形に整備するか。このプロセスがベンダーに蓄積されていた知識を自社へ取り戻す作業にもなることを示す。また、継続的にLLMを信頼できる仕組みとして進化させるためのハーネスの組み合わせについてもプラクティスを示す。
5.共通アセットの継続的な進化対応と、攻守一体のSDLC戦略
全社共通アセットとして、日進月歩の方法論や機能など(新たな開発プロセス・スキル・マルチエージェント・レビュー基準)を、「属人的な成功体験」から 「組織の標準」へ昇華する。同時に、DevSecOps・Observabilityなどのシフトレフトを前提とし、AI駆動で攻守一体のSDLCを実現する。
6.推進体制と経営アジェンダ──何の生産性を、どう測るか
AI駆動開発の推進体制は内製開発チームの母体になりうる。外部ベンダーとの協働モデルを段階的に内製比率が高まる形で設計する。
効果測定では「開発全体の生産性」という曖昧な指標ではなく、工程別工数・案件あたりユニット単価・機能リリース速度・自社開発比率等、どのフェーズの何を測るかを明確にし、「実績→拡大判断」のサイクルで全社変革を推進する。
7.質疑応答
エリア
オンライン
主催者
新社会システム総合研究所
種別
有料セミナー
ジャンル
IT戦略