東京都 2026/12/10開催

開発から利用まで一気通貫で学ぶAI契約実務の勘所

【契約の「連鎖」と「切断点」を徹底解説】

概要

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【講師】
弁護士法人内田・鮫島法律事務所 
パートナー弁護士
高瀬 亜富(たかせ あとむ) 氏

【重点講義内容】
生成AIを組み込んだシステム・サービスの開発・導入は、多くの企業にとって現実の課題となりました。もっとも、その契約は、従来のシステム開発契約とは様相を異にするところもあります。基盤モデルを提供する事業者の利用規約という、交渉の余地のない「上流」が存在したり、AIの精度という不確定要素が存在するなどするからです。
AI案件の契約は、①基盤モデル提供者の利用規約、②ベンダ・ユーザ間の開発・導入契約、③エンドユーザ向け利用規約という三層構造をなします。上流の制約は下流まで伝播させなければ効力を持たず、伝播が切れた箇所では、中間に立つ者が、自らコントロールできない事由について責任を負うことになります。
本講座では、この三層構造の読み解き方を出発点に、技術構成の違いが契約条項に及ぼす影響、経済産業省「AIの利用・開発に関する契約チェックリスト」を踏まえた案件の型判定、基盤モデルの調達の留意点までを解説します。

1.AI契約の三層構造
 (1)基盤モデル提供者・ベンダ・エンドユーザ
 (2)交渉できない上流、責任を負う中流
 (3)AI法・ガイドライン・改正個情法の現在地

2.「開発」と「利用」の境界
 (1)RAG・ファインチューニング・プロンプト
 (2)境界が権利帰属と契約類型に与える影響
 (3)請負か準委任か、検収の対象は何か

3.AIシステムの技術構成
 (1)API利用・RAG・追加学習・オンプレミス
 (2)AIエージェントの権限・ログ・停止
 (3)技術に詳しくなくても確認できる内容

4.技術構成別の留意点
 (1)用途制限と秘密情報・個人情報の流出
 (2)成果物の帰属(プロンプト・追加学習)
 (3)誤情報(ハルシネーション)と精度の約束

5.契約の連鎖と「切断点」
 (1)上流・中流・下流の契約の一覧化
 (2)伝播させるべき5つの制約
 (3)切断点の典型例とその帰結

6.案件の型判定
 (1)自社開発か調達かの分岐
 (2)経済産業省チェックリストの3類型
 (3)初回ヒアリングで何を聞くか

7.基盤モデルの調達
 (1)自社開発・調達・ハイブリッドの選択
 (2)オンプレミス/専用環境という選択
 (3)ライセンス条件と各種業法への対応

8.学習データの権利処理
 (1)データ提供契約と利用目的の範囲
 (2)著作権法30条の4の射程と限界
 (3)個人情報の取扱いと令和8年改正法

9.質疑応答/名刺交換

開催日

2026/12/10 (木) 10:00〜12:00

エリア

東京都

主催者

新社会システム総合研究所

種別

有料セミナー

ジャンル

IT戦略


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