相次ぐ保険業界の不祥事を受け、金融行政は「運用」を見始めた

保険業法改正と金融行政の最新動向 2026年後半 実務完全版

日時:2026/9/3(木)15:00-18:00(受付開始 14:45)

会場:住友不動産虎ノ門タワー23F(SBクリエイティブ株式会社)

受講料:会場受講:33,000円/オンライン:22,000円

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本講座はリアル会場受講料 33,000円、オンライン受講料 22,000円の有料講座です。

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近時の法令・監督・業界ルールの見直しを通じ、保険会社・保険代理店に求められる対応は、規程、研修、チェックリスト等を整備すること自体から、それらが日々の募集、顧客対応、管理、検証及び改善の中で実際に機能しているかを問う段階へ移っています。保険募集人の専門性、提案・推奨の説明可能性、各種インセンティブの管理、契約後のフォロー、苦情・解約等の顧客成果、経営陣の関与及び内部監査の実効性は、相互に関連する経営課題として捉える必要があります。

第1部では、直近の金融行政・業界動向を横断的に検討し、今後の監督・モニタリングや制度見直しの方向性を読み解きます。既に確定している法令上の対応、監督上重視されつつある事項、なお検討途上にある論点を区分しながら、保険会社・保険代理店の経営、募集管理及び業務運営にどのような影響が及び得るかを整理します。2026年6月に施行された改正についても、本講義のテーマに関係する事項と施行後の実務への影響を必要な範囲で取り上げます。

業務品質については、認定取得や自己点検表の完成を目的とするのではなく、現場の運用状況を把握し、課題を発見し、原因を分析し、経営判断と改善につなげるための「態勢」として検討します。募集人の教育・評価、販売行動に影響し得るインセンティブ、苦情・契約継続・アフターフォロー、情報管理、自己点検及び内部監査等の中から、重要性が高く、対応が容易でない又は形式対応に陥りやすい論点を中心に取り上げます。

第2部では、比較推奨販売に関する講演時点の最新の公表内容を踏まえ、顧客意向の把握、商品選別、推奨理由の説明、記録・証跡、モニタリング及び改善を一連の募集・管理プロセスとして整理します。具体的な運用については、最終的な制度内容や実務上の議論を踏まえて重点を調整しつつ、現時点から検討しておくべき基本的な考え方を示します。

システム、デジタル化及び生成AIについては、技術仕様や特定製品の解説を目的としません。金融規制・FinTechに携わる弁護士の立場から、システムを利用しても保険会社・代理店に残る判断責任、募集記録の説明可能性、個人情報・機密情報の取扱い、外部委託・ベンダー管理、社内ルール及び変更・事故対応等を検討します。併せて、業務フローとの適合性、現場での使いやすさ、導入・運用コスト、規模拡大への対応、ベンダー依存、段階的な導入等、システム選定・導入に際して経営として留意すべき実務上の視点にも触れます。

第3部では、AI、CRM、音声認識、RPA等を導入ありきで論じるのではなく、何を人が担い、何をデジタルで支援するのかを業務全体から考えます。導入する場合のガバナンスに加え、役職員が未承認のツールを利用するシャドーAI・シャドーIT、外部サービス利用、情報管理、内部統制及び内部監査上の課題も取り上げます。

講師は、保険会社での勤務経験と金融庁での立法・監督実務経験を有する森・濱田松本法律事務所パートナー弁護士・篠原孝典氏。保険会社、保険代理店及び保険業界に関わるITベンダーのそれぞれに対し、制度・業務・経営・システム利用をつなぐ実務的な視点を提供します。
※比較推奨販売その他の講義内容は、講演時点までのパブリックコメント結果、法令・監督指針、行政・業界の公表内容等を踏まえて更新し、項目の順序、具体例及び重点を変更する場合があります。


本講座に含まれるもの

  • 篠原孝典氏による3時間の特別講義+現場の疑問を解き明かす最新実務Q&A
    質問イメージ
  • オリジナルテキスト
    スライド画像
  • 期間内(6ヶ月間)いつでも、どこからでも繰り返し視聴できるオンデマンド権利
    アーカイブ動画画像

本講座の見どころ

  • 01

    制度施行後の金融行政・業務品質評価から、次の経営・管理課題を読み解く

  • 個別の改正項目を列挙するのではなく、募集人の専門性、インセンティブ、販売行動、顧客成果、経営管理及び内部監査のつながりから、保険会社・代理店が今後検証すべき方向を整理します。

  • 02

    比較推奨販売を、最新ルールと現場運用の双方から整理する

  • 講演時点の公表内容を踏まえ、顧客意向、商品選別、推奨理由、記録・証跡、モニタリング及び改善を一連のプロセスとして検討。人手運用とシステム利用の双方に共通する説明可能性と管理上の課題を取り上げます。

  • 03

    弁護士の視点で、AI・CRM・RPA導入の法務・ガバナンスと実務上の留意点を検討する

  • 技術仕様や特定製品の紹介ではなく、人とシステムの役割分担、情報管理、外部委託、社内ルール、変更・事故対応、業務適合性、コスト及び段階的導入など、経営と実務に必要な判断枠組みを示します。


本講義で学べる内容

本講座で得られる知識

  • 01

    改正保険業法施行後の金融行政・業界動向と実務への影響

  • ・2026年6月施行の改正事項のうち、本講義のテーマに関係する制度と、保険会社・代理店の実務への主な影響
    ・当局によるモニタリング、保険会社による代理店管理、業界団体の業務品質評価及び代理店自身の管理・監査の関係
    ・確定した制度、監督上の問題意識、今後の検討可能性を区分し、規模・特性に応じて対応を考える視点

  • 02

    業務品質評価を実効的な経営管理につなげるための視点

  • ・規程、研修及びチェックシートの有無だけでなく、実際の運用、確認・検証、原因分析、改善及び経営報告までを一体で捉える考え方
    ・募集管理、苦情・契約継続・アフターフォロー、評価・報酬、情報管理、自己点検等のうち、重要性が高く形式対応に陥りやすい論点
    ・業務品質を単なるコンプライアンス対応ではなく、人材、システム、管理及び収益構造に関わる経営課題として検討する方法

  • 03

    特定大規模乗合保険募集人の管理態勢・内部監査を機能させる方法

  • ・法令等遵守責任者・統括責任者、現場管理、第2線及び内部監査の役割を、組織の実態に即して整理する視点
    ・独立性、人員・専門性、リスクに応じた監査、経営報告及び改善状況のフォローを通じて、内部監査を形式化させないためのポイント
    ・外部専門家の活用、保険会社との関係及び代理店の規模・特性に応じた態勢整備の考え方

  • 04

    比較推奨販売の最新整理と、募集現場・管理部門の実務対応

  • ・講演時点までの公表状況に基づく、確定事項、従前の考え方及びなお検討中の論点の整理
    ・顧客意向の把握、候補商品の選別、推奨理由の説明、顧客指定・更新等の主要な実務場面における考え方
    ・社内規則、トーク・説明、教育、記録、確認・検証及び改善を一貫させるための基本的な設計

  • 05

    比較推奨販売の記録・モニタリングとシステム利用の留意点

  • ・苦情、監査又は当局対応の際に、顧客意向、商品選別、推奨理由及び最終選択を後から説明できる記録・証跡の考え方
    ・人手・Excel等による運用と、CRM、音声認識、生成AI等を利用する場合の長所・課題及び人による確認・判断の位置付け
    ・保険会社・代理店・ITベンダーの責任分担と、システムを利用しても代理店の募集管理責任が当然に移転しないことへの留意

  • 06

    AI・デジタル化の導入・利用に関する法務、ガバナンス及び実務上の論点

  • ・個人情報・機密情報、顧客への説明、外部委託・再委託、国外利用、情報セキュリティ、記録・監査及び事故対応に関する主な論点
    ・AI等の出力を人がどのように確認し、誤り・見落とし・過度な依存を管理するかという運用・ガバナンス上の課題
    ・業務フローとの適合性、使いやすさ、導入・運用コスト、規模拡大、業務継続、ベンダー依存及び段階的導入等、サービス選定・導入時の実務上の視点
    ・未承認ツール、個人端末、汎用生成AI等の利用を含むシャドーAI・シャドーITへの対応

本講座はこんな方におすすめ

  • 保険会社・保険代理店の法務、コンプライアンス、リスク管理、募集管理部門の担当者・責任者
  • 2026年7月の金融庁実態調査に備え、業務品質評価対応を急ぐ乗合代理店経営層
  • 親会社からの出向者減少や特定契約比率規制の壁から、企業内代理店の自立や「事業売却・M&A」を検討している事業会社の経営企画部
  • 保険募集管理システム、CRM、生成AI、自動文字起こし、RPA等の開発・提供に関わるITベンダー、SIer、FinTech推進担当者

本講座はリアル会場受講料 33,000円、オンライン受講料 22,000円の有料講座です。

講師紹介

  • 講師画像

    森・濱田松本法律事務所
    外国法共同事業
    パートナー

    篠原 孝典 氏

    プロフィール

    保険業法、金融規制法、保険M&A、保険会社・代理店のガバナンスなどに精通。
    生命保険・損害保険双方の法的アドバイザリーを手がけ、金融庁・業界団体との折衝経験も豊富。
    近年は保険DX・マイデータ・スマートコントラクトなどFinTech分野の法的課題にも注力。
    複数の国内外カンファレンスで登壇し、企業の実務対応を支援している。

本講座はリアル会場受講料 33,000円、オンライン受講料 22,000円の有料講座です。

講義スケジュール

  • 15:00 | 16:00

    「金融行政・業務品質評価から読む、保険会社・代理店の次の経営課題」

    ― 制度施行後の実務、業務品質、経営管理・内部監査

    • ・2026年6月に施行された改正保険業法・政府令・監督指針のうち、本講義のテーマに関係する要点と、保険会社・代理店の実務に及ぼす影響
    • ・近時の金融行政・業界動向から読み解く、今後のモニタリング及び制度・業界ルール見直しの方向性と、確定事項・検討途上の論点の区分
    • ・規程、研修及び自己点検の整備から、募集・顧客対応の実態、証跡、原因分析、改善及び経営関与を重視する監督・業務品質評価への変化
    • ・代理店手数料、評価・報酬、便宜供与・出向等のインセンティブと、販売行動、商品選択、契約継続、アフターフォロー、苦情その他の顧客成果を一体で検証する視点
    • ・生保・損保の業務品質評価において重要性が高く、対応が容易でない又は形式対応に陥りやすい項目と、実質的な態勢整備・改善につなげる際のポイント
    • ・特定大規模乗合保険募集人における責任者、管理部門及び内部監査の役割、独立性、人員・専門性、リスクに応じた監査、経営報告及び改善フォロー
    • ・大規模代理店と中小・兼業代理店を一律に扱わず、規模・業態・リスク特性に応じて管理の方法と経営資源の配分を考える視点
    • ・記録、分析、モニタリング及び内部監査を支えるIT・生成AIの可能性と、導入・利用に伴う管理上の論点(第2部・第3部への導入)

    休憩( 10分 )

    16:10 | 17:00

    「比較推奨販売の最新動向と実務対応」

    ― 意向把握、推奨理由、記録・モニタリング、システム活用

    • ・講演時点までのパブリックコメント結果、法令・監督指針その他の公表状況を踏まえた最新整理と、確定事項・なお検討を要する事項の切分け
    • ・顧客が重視する事項をどのように確認し、意向が明確でない場合にどこまで質問・説明を行うかという、募集現場の基本的な考え方
    • ・顧客意向に沿った候補商品の選別、特定商品を推奨する理由の説明及び代理店都合による選別を防止するための留意点
    • ・顧客指定、更新・更改、意向の変化、複数の募集チャネルその他の主要な実務場面について、最終的な制度内容を踏まえて検討すべき事項
    • ・社内規則、トーク・説明、教育・管理・指導、記録・証跡、確認・検証、改善及び内部監査を一貫させるための態勢整備
    • ・募集記録や面談履歴について、人手で管理する場合とCRM、音声認識、生成AI等を利用する場合の違いと、システムを利用しても必要となる人による判断・確認
    • ・システム導入に際して確認すべき、業務フローとの適合性、必要な記録・説明可能性、情報管理、権限・変更管理、外部委託、障害・業務継続、導入・運用コスト及び段階的な導入の考え方
    • ・保険会社による商品・制度情報の提供、代理店による募集判断・管理、ITベンダーによるサービス提供・運用支援の関係と、それぞれの役割・責任

    休憩( 10分 )

    17:10 | 17:50

    「AI・CRM・RPAの活用と保険ガバナンス」

    ― 導入判断、情報管理、外部委託、運用・監査

    • ・「どのツールを導入するか」から始めるのではなく、経営目標、顧客価値、業務量、判断の複雑性及びリスクを踏まえて、人とデジタルの役割を整理する考え方
    • ・募集・更改、保全、アフターフォロー、苦情、自己点検、代理店管理、内部監査及び経営報告におけるデジタル活用の可能性と限界
    • ・録音、文字起こし、生成AI、クラウド等の利用に伴う顧客への説明、個人情報・機密情報、利用目的、保存、第三者・国外利用及び情報セキュリティ上の留意点
    • ・外部サービス・ITベンダーの選定、契約、再委託、事故対応、監査・報告、サービス変更・終了、データ返還・移行及び業務継続に関する法務・ガバナンス上の論点
    • ・AI等の出力の正確性、誤り・見落とし、利用者による確認、過度な依存及びルール・サービス変更を、組織として管理する方法
    • ・個人端末、無許可の議事録ツール、汎用生成AI等の利用を含むシャドーAI・シャドーITと、利用許諾、教育、モニタリング及びインシデント対応
    • ・業務への適合性、現場での定着、導入・運用コスト、規模拡大への対応、ベンダー依存及び段階的導入を含む、経営としてのシステム導入判断
    • ・経営陣、第1線・第2線・第3線が、導入後の運用、リスク、改善及び監査にどのように関与すべきか

    17:50 | 18:00

    総括・質疑応答

※プログラム、タイトルは、予告なく変更される場合があります。

本講座はリアル会場受講料 33,000円、オンライン受講料 22,000円の有料講座です。

講座概要

名称

東京都

保険業法改正と金融行政の最新動向 2026年後半 実務完全版
日時 2026/9/3(木)15:00-18:00 (受付開始 14:45)
申込締切 リアル会場受講:2026/8/31 (月) 16:00
オンライン受講(団体割引):2026/9/2 (水) 12:00
オンライン受講(一般):2026/9/3 (木) 12:00
定員 リアル会場受講:30名
オンライン受講:何名でも受講可能です
※お申し込みの受け付けは先着順です。定員に達した時点で締切日に関わらず受付終了となります。
受講料 リアル会場受講:33,000円(税込)
オンライン受講:22,000円(税込)
【適格請求書(インボイス入り領収書)発行について】決済後Peatixサイトのチケット画面より、宛名、品目等ご自身で編集頂く形でインボイス番号入り領収書を発行いただけます。
団体割引 【オンライン限定団体割引】10名様:165,000円(16,500円@1名)(税込)<テキスト+アーカイブ視聴+講師Q&A付き>
【オンライン限定団体割引】 5名様: 99,000円(19,800円@1名)(税込)<テキスト+アーカイブ視聴+講師Q&A付き>
※団体でのお申込みの場合、代表者様がお申込みをいただき、後ほど人数分の受講URLをお送りさせていただきます。
受講スタイル 「リアル会場受講」と「オンライン受講」ご希望の形をお選びいただけます。
※リアル会場には定員がございます。満席の場合はご了承ください。
リアル会場 住友不動産虎ノ門タワー(SBクリエイティブ株式会社)
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー 23F[会場地図
受講の流れ オンライン受講の方:開催3営業日前を目安にPeatixチケット内「イベントに参加」ボタンからオンライン講座視聴URLに遷移できます。講義資料等も同サイトから閲覧可能となる予定です。また、メールでも視聴URLをご案内します。複数枚お申込みの方には、代表者に人数分の視聴URLをメールにてお送りします。
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※視聴に必要なPCやスマートフォンの環境は以下をご確認ください。 視聴に必要なスペック

リアル会場受講の方: 当日会場受付にPeatixチケットをお見せいただくか、お申込者のフルネー厶をお知らせください。当日は下記記載の住所にて開催いたします。エントランスホールより高層階行きEVにて直接23Fまでお越しください。資料については当日会場にて配布いたします。
キャンセルポリシー 開催1週間前までのキャンセルは、手数料(振込手数料等)を差し引いた金額を返金いたします。
開催1週間前以降のキャンセルは、返金不可となります。
受講の振替(別日程や他セミナーへの変更)は対応いたしかねます。
主催 SBクリエイティブ株式会社(FinTech Journal)
メディア協力
  • ビジネス+IT
  • FinTech Journal

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