製造業向けERPのサポート終了問題を乗り切るためには何をすべきか
~経営者にバージョンアップ費用の支出を許可してもらえない~
講演内容
製造業は、グローバル競争の激化、労働力不足、SCMの複雑化など、かつてない課題に取り組んでいます。これに伴い、業務効率化や生産性向上を実現するためのデジタルトランスフォーメーション(DX) が必要となっています。しかし、多くの企業がシステムの複雑さや導入コスト、現場との課題といった課題に直面し、DX推進が進まないケースも少なくありません。
最近は、ベンダから利用中のERPのサポートを終了するのでバージョンアップしてほしいといわれ、DX推進どころではない企業も増えています。サポート終了の背景には現行ERPが採用している基盤技術の陳腐化などがあり、作り直しと変わらない多額なバージョンアップ費用を請求してくるベンダもいます。
本企画では、製造業向けERPのサポート終了問題の背景とこの問題に悩む企業が何をすべきかを他社の対応事例を交えて紹介します。