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  • 2013/01/24 掲載
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 顧客のニーズや価値観が多様化する昨今、企業が継続的に利益を上げていくためには、現場の声をより正確に把握し、すばやく経営に活かしていく必要がある。しかしながら、未だに勘と体力に任せた営業のままという企業も多い。例えばあなたの企業の営業・経営会議は、営業マンがExcelに入力した情報をまとめて報告するだけで、たいした分析も議論もないまま終わっていないだろうか?
 Excelは非常に優秀な表計算ソフトだが、多角的な背景が絡む企業の商談・顧客管理に使うには限界がある。宝となる顧客のさまざまな情報を活かしきれず、見落としている可能性があるのだ。そこで本特集では、その解決策を紹介する。うちの会社はまだExcelで十分…と考えている経営層にも、ぜひ目を通していただきたい。

Excelでの商談・顧客管理では、これからの時代に対応できない

Excelで商談や、顧客情報をリスト化して共有フォルダーに保存し、定期的に情報を更新するだけで満足している企業は少なくない。Excelが優秀なソフトであるが故に、これだけでも十分に営業管理ができていると錯覚しがちである。しかしながらこの場合、特に営業の現場では以下のような課題を抱えていることが多い。

営業マンが抱えるExcelで商談・顧客管理の課題

経営層も、「現場から上がってくる情報をもっと経営分析に活用できたら…」「顧客情報を全社で共有・管理できたら…」と感じることがあるはずだ。Excel単体での商談・顧客管理は、営業の現場にとっても経営層にとっても、少しずつ負担と非効率を生じさせているのである。

こうした課題に対し、顧客関係管理(CRM)システムを導入することで業務改革を成功させた企業が最近注目されている。ここからは、よくある業務シーンでの課題が、CRMを使うと具体的にどのように改善されるのかを見ていこう。

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