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2016年02月22日

導入企業はすでに500社超! Pepper for Bizが切り拓くロボットビジネスの新たな地平

昨年10月より申込みを開始したコミュニケーションロボット「Pepper」の法人向けモデル「Pepper for Biz」。すでに導入企業は500社を超え、さまざまな分野で活躍を始めている。これまで何度もロボットブームが訪れては消えてきたが、今回のPepper for Bizの登場で、ビジネスへのロボット参入が本格的に進みそうだ。ソフトバンク法人事業開発本部にて法人展開を推進する弓掛 正史氏に、ロボット市場の現状やPepper for Bizの狙い、今後のビジョンなどについて話を伺った。

接客や受付など、企業導入を目的に使いやすくしたPepper for Biz

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ソフトバンク
法人事業開発本部 事業推進統括部 統括部長
弓掛 正史氏


──そもそも、なぜソフトバンクがロボットを手がけることになったのでしょうか?

弓掛氏:ロボット市場に着手する契機になったのは、ソフトバンク設立30年をむかえた2010年でした。次の30年はどこへ向かうか、全社的に議論し1つのテーマとして浮かび上がったのがロボット事業への参入でした。

 ソフトバンクは「情報革命で人々を幸せに」を経営理念にビジネスを展開している会社です。たとえばスマートフォンという新しいテクノロジーが人々のライフスタイルを変えました。法人でも同じように新しいテクノロジーが幅広くビジネスに影響を与えています。その中でソフトバンクは、企業活動においてロボットが新たなワークスタイルをご提供できると考えているのです。

──従来のロボットとPepperが違う点はどういうところでしょうか?

弓掛氏:モノづくり先進国の日本では、ロボットと言えば産業用ロボットが主流です。しかし、その姿からもわかるようにPepperは「人とのコミュニケーション」に特化したロボットで、特に何か作業ができるロボットではありません。そのため従来のロボットとは異なるアプローチを図っています。通信環境が整備されクラウドが普及し、AI技術が進展してきた中で、このタイミングだからこそPepperが完成したと言えるのです。

 そういった意味ではPepperはスタンドアローン型のロボットとは明らかに違うものですし、クラウドを活用することで通信・ネットワーク事業を得意とするソフトバンクの強みが発揮できると思っています。もともとハードウェアだけで勝負しようとは考えておらず、まずはPepperを普及させプラットフォームにすることを目指しているので、これだけの機能が搭載されたロボットでも導入しやすい価格にしています。

──では、一般販売モデルとビジネス向けモデルのPepperの違いは何でしょうか?

弓掛氏:法人向けのPepperは、企業で何らかの業務を担えることを目的に考えられています。特に接客や受付などに利用したいというご要望が多かったので、Pepper for Bizにはこの分野ですぐに活用できる機能を標準で盛り込みました。

 個人向けの一般販売モデルでも、SDK(ソフトウェア開発キット)を用いてアプリケーションを開発できますが、開発にはある程度の基礎知識や経験が必要です。そこでプログラミングの基礎知識が不要で誰もがより簡単にPepperの仕事を作ることができるよう、Pepper for Bizを開発しました。

──すでに500社以上(取材日時点)の企業が導入されています。これまでこの種のロボットが開発されても、すぐ下火になってしまいました。しかしPepperは従来と異なるようですね。

弓掛氏:そうですね、これほど短期間に多くの企業様に導入いただけるとは思いませんでした。実はコミュニケーションロボットに対する市場の期待や需要があったからだと推測しています。人にしかできない仕事はありますが、ロボットに任せられる仕事はロボットが対応すればよいわけです。これまで主に生産・製造ラインの作業のみに導入されていたロボットですが、今後はPepperの活躍によってコミュニケーションという新しいビジネス分野で活用されていくでしょう。

スマートフォンのように、アプリマーケットで専用ソフトウェアを利用可能

──Pepper for Bizには、具体的にどのような特長がありますか?

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