全社導入、利用回数はなんと1日5000回超え
プロジェクトが発足したのは、ChatGPTが一般公開される約1カ月前の2022年10月18日。そこから準備を進め、2023年2月17日から正式にサービスを開始した。その後、サービスのエンジンとなる言語モデルがGPT-3.5からGPT-4にバージョンアップされたのに伴い、順次、機能も強化している。
正式にリリースして以降、社員への定着も早かった。向野氏によると、1回でも利用した人は全社員の7割程度。当初は1日1000回くらいの利用を想定していたが、実際には5000回以上利用されたという。利用義務を課していないのだが、それでも利用回数は右肩上がりで上昇しているようだ。
その背景には、多くの社員が実際に使ってChatGPTの利用メリットを体感したことにあるだろう。では具体的に、ChatGPTによって業務はどのように変化したのだろうか。そもそも1万人を超える大企業が、なぜこれほどのスピードでAI活用に成功できたのだろうか。ここからは、それらの秘密に迫っていく。
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