「狭義のDX」とは何か
同氏の立場をひと言で表すと、「見えないものは改善できない」というものだ。つまり、業務プロセスなどの企業活動を可視化して、全体像を把握した上でDXを図っていく必要がある。
さらにDXは、デジタル技術を用いる段階によって、(1)デジタイゼーション:データのデジタル化、(2)デジタライゼーション:プロセスのデジタル化、(3)デジタルトランスフォーメーション(DX):デジタル化に基づく変革、の3つに分類される。なお、本稿で論じるDXは3番目の「デジタル化に基づく変革」であり、その意味で、あえて「狭義のDX」と呼ぶことにする。
「狭義のDXは、企業組織における『実装の変更』ではなく、『デザインの変更』です」と飯島氏は示唆する。だが、日本企業が行っている多くのDXは実装の変更にとどまっており、デザインの変更にまでは至っていない。そこで次章からは、狭義のDXを進めるヒントを提示していく。
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・DXの成否を判断する「DEMOモデル」
・業務プロセスを改善する「2つのアプローチ」
・3層包摂アプローチとは? DX実現へどうすべき?
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