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  • 2024/02/05 掲載
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1922年創業し、100年以上の歴史を持つ総合化学メーカーの旭化成。7つの事業会社を中核に「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3つの領域で事業を展開する同社は、2003年に初めてSAP ERPを導入した。それから20年。「SAP 2027年問題」に多くの企業が悪戦苦闘する中、同社は国内グループ企業全体で一時12つあったERPを、SAP S/4HANAへの移行と完全統合に成功する。その裏側にはどのような苦労があったのか。IT部門のキーパーソンに話を聞いた。

「SAP 2027年問題」まで残り4年を切る…

 SAP ERPは、大手企業を中心に広く活用されている基幹システムである。そして、SAPの「2027年問題」とは、導入企業の多いSAP ERP 6.0のサポートが2027年末に終了することにより、企業がその対応に追われる事態を指す。現在、SAP ERP 6.0を活用している企業は、2027年末までに最新のSAP S/4HANAに乗り換えるか、またはそれ以外を選択するか、判断を迫られることになる。

 もちろん、どちらも選択をするにしても、その移行は容易ではない。すでに2024年がスタートし、残された時間が4年を切った現在、まさに"待ったなし"の状況となりつつある。

 こうした中、国内のグループ会社の基幹システムをSAP S/4HANAに統合したのが旭化成だ。もともと同社は、2003年に初めてSAPを導入。その後、2013年にはSAPの部分的な統合を行い、2023年4月からはSAP S/4HANAへの移行とともに、基幹システムを完全に統合し、1本化を実現している。

 7つの事業会社を中核に「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3つの領域で事業を展開する旭化成。その巨大組織の中で、いかにしてSAP S/4HANAへの移行と統合を実現したのだろうか。

この記事の続き >>

  • ・導入から20年にも及ぶ、SAP ERPの「苦闘の歴史」
    ・残された「2つの課題」解決がSAP S/4HANA移行の大テーマ
    ・「2400本→1100本」、アドオン削減の舞台裏
    ・体験して感じた、SAP S/4HANA移行の「成功の秘訣」

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