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  • 2024/04/10 掲載
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東大教授が教える“わかったつもり”の生成AI、「仕組みと問題点」「得意・不得意」

生成AIの登場によって、さまざまなコンテンツの作成が容易になり、業務の効率化や生産性の向上などの効果をもたらしている。不要となる業務が出てくる一方、新たな業務のニーズが生じるなど、雇用形態も大きく変化しつつある。進化し続けているAIが、社会構造をどのように変えていくのか。人間とAIとの理想の関係とはどのようなものなのか。東京大学次世代知能科学研究センター教授の松原仁氏が解説する。

人間とAIの関係で望ましいのは役割分担を明確にすること

 生成AIの登場によって、社会構造が大きく変わろうとしている。まず、AIの歴史を振り返っておこう。AIという言葉が初めて登場したのは、1956年だった。東京大学次世代知能科学研究センターの教授の松原仁氏は、こう解説する。

「専門家の間でも、AIの明確な定義はありません。時代とともに、AIの意味が変化しているためです。AI研究には、工学的と科学的の2つの目的があります。工学的な目的とは、人の代わりに知的な作業が可能なコンピューターを作ること、科学的な目的とは、コンピューターを題材にして知能について研究することです」(松原氏)

 AI研究において、AIと人間との関係性が注目されるようになってきた。AI将棋が人間に勝つようになったことは、AIの進化を象徴している。

「将棋や囲碁において、AIが他の分野よりも早く人間に追いつき追い越したのは、ゲームだからです。ルールが明確で範囲が限定されており、持ち時間が限られている中で、最も良い手を探すことに関してはAIのほうが得意です。AIは藤井聡太八冠よりも圧倒的に強いでしょう。しかし、プロ棋士という職業がなくなるわけではありません。現在では、プロ棋士が学習道具としてAIを使っています。将棋界では人間とAIの役割分担が明確であり、共存する関係を構築できています」(松原氏)

 ここからは、さらに詳しく人間とAIのあり方について解説していく。

この記事の続き >>

  • ・AIの得意不得意な分野を理解した上での活用が不可欠
    ・言語生成AIの1つであるChatGPTの仕組みと問題点と今後の展開
    ・人間とAIとの理想的な関係を構築するために必要なこととは?

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