PoC地獄に陥る「生成AI活用あるある」とは?“ある視点”を欠くと絶対成功しない理由
AI/生成AI活用の成果を左右する“選球眼”
先進的な企業では、B2BやB2Cの顧客マーケティングにAIを活用し、購買層を広げた事例も出てきている。これは購買履歴や趣味嗜好など、さまざまな要素から顧客を分析・スコアリングし、購買確率の高い顧客層を見つけ出すAIの仕組みだ。人では見つけ出すことができない“潜在購買層”を発見してくれるため、新たな商機をつかむことができるのだ。
さらに、登場したばかりの生成AIも成果を出し始めている。たとえば、オペレーター中心のコールセンターの事例では、顧客からの電話内容を100文字程度に要約しオペレーターに表示してくれる仕組みが出てきているほか、過去に届いた苦情の種類を分類・分析し、改善に生かせるようになった事例もある。
このように、うまく活用できれば業務を劇的に変える効果をもたらすAI/生成AIだが、いざ活用に取り組もうとすると、なかなか踏み切れない企業が多いのも事実だ。それは「PoCをトライしても効果がよく見えない」「精度が高まらない」「リターンが得られそうにない」といった課題に直面するからだ。
しかし、これはAI/生成AIの利用シーンや使い方に問題があり、本当に効果が出るような「AI活用の選球眼」がないことに大きな要因があるようだ。ここからは、AI/生成AI活用を成果に結びつけるための、適用領域の見極め方について解説する。
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・そもそも間違ってる?PoCで効果が出ない理由
・AI/生成AI活用は“手順”が超重要、何から着手すれば良いか?
・成功事例(1):某放送企業の優れた「レコメンド機能」の裏側
・成功事例(2):なぜ、某小売企業は利益を最大化できたのか?
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