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  • 2024/03/13 掲載

生成AIで「自動化」はここまで進化した、リアルに「AIが相棒」になる時代到来

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労働力不足が深刻化する中、「業務の自動化」は生産性向上に欠かせない取り組みだ。ただし現実には、まだまだ多くの手作業やRPAのロボットでは処理できない面倒な業務がたくさん残っている。なぜ「本当に自動化したい業務」が取り残されてしまうのか。既存の自動化技術に決定的に欠けていたものとは何か。そして、その根本原因を生成AIが解決し、自動化が一気に進む明るい未来について解説する。
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生成AIの進化は「業務の自動化」にどのようなインパクトを与えたのか
(Photo/Shutterstock.com)

「本当に自動化したい業務」が取り残されるワケ

 企業に対して取り組むべき課題を調査すると、常に上位に入るのが「業務の自動化」だ。特に少子高齢化による労働力減少に直面している日本企業にとって、1人ひとりの生産性向上に不可欠な業務の自動化は、避けては通れない取り組みだ。

 ところが、RPAをはじめとする既存の自動化技術には、決定的な弱点がある。それが「柔軟性」である。たとえば、RPAでロボットを開発する際は、実行する操作を事前に定義しなければならない。そして、その定義からちょっとでも外れると、ロボットは操作を実行できない。

 これは、プログラミング知識が不要なノーコード/ローコード技術を導入しても変わらない。ロボット開発の効率は上げられても、柔軟性の欠如を根本的に解決する技術ではないからだ。

 そして、柔軟性が欠如しているからこそ、事前定義が難しかったり、状況によって判断が必要になったりする「本当に効率化したい業務」は自動化から取り残される。もちろん、複雑な処理を定義できれば、こうした業務を自動化することは可能だろう。

 しかし、そこで得られるメリットとかかるコスト・手間をてんびんにかけたとき、費用対効果が低いという理由で、数多くの業務が自動化されないまま企業内のあちこちに残ってしまうのである。ところが、ここ数年でこうした問題を根本から解決できる可能性が見えてきた。その希望をもたらしたのが「生成AI」だ。

この記事の続き >>

  • ・生成AIで自動化はここまで進化した、「お願いしたこと」以上をやるAIアシスタント
    ・自動化プロジェクトが停滞するのは、「誰かが苦しくなる」自動化だから
    ・現場もIT部門も「誰もが楽になる」自動化を実現する仕組み
    ・IBMが人事評価業務を1四半期で「1万2000時間」削減できたワケ

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