【技術文書】データセンターにおける、部屋単位、列単位、ラック単位による冷却方式の選択
データセンターでは、高負荷および変動する負荷の最新世代IT機器の登場により、従来の冷却方式ではまったく想定されていなかった状況が生じている。その結果、冷却システムが過大かつ非効率になり、必要な冷却容量を予測できなくなった。このような問題に対処するため、部屋単位、列単位、およびラック単位の冷却方式が開発された。このホワイトペーパーでは、これらの新しい冷却方式について説明し、また、多くの次世代データセンターにおいて、どのような場合に、どの冷却方式を採用すべきかについてその指針を示す。