Slackのセキュリティが不安… リクルートがとったガバナンスと利便性の両立法とは
従業員数4万9000人超、グループ企業数360社超のリクルートグループでは、2016年頃よりコミュニケーションツールとしてSlackを導入していた。さまざまなグループ会社・企業で便利に活用される一方で、Slackのワークスペースが乱立してきたことによる情報漏えいのリスクなど、セキュリティ・ガバナンス面での不安が徐々に高まっていた。さらには、現場ごとでツールの使い方が細かく異なっており、部門の壁を越えた横連携が取りづらいという課題も生じてきた。本書は、同社がいかにしてSlackのガバナンスや部門間の連携を強化したのか、その取り組みを紹介する。