世界5500社AI導入調査:コロナで活用が急拡大、AIの投資先や障壁は具体的にどこか?
人工知能(AI)はビジネスに大きな変革をもたらし、顧客との対話や主要なワークフローの自動化、セキュリティの管理など、今や多くの場面で活用されている。2020年には新型コロナウイルスの影響でAIの導入は加速し、ある調査によると74%の企業がAIを検討、または実装しているという。その一方で、AIに関するスキル不足とデータの複雑化などの課題が浮き彫りとなった。本書は、2021年4月に世界15カ国5501社を対象とした、AIの実装状況についての調査結果をまとめている。たとえば、今後12か月間の企業のAI投資先のトップはデータ・セキュリティで31%、プロセスの自動化が25%でそれに続く。これらAI導入の障壁やトレンドなど、どのような分野に関心が向けられ導入が進められているか、具体的な調査結果を詳細に報告する。