オンライン 2024/05/29開催

航空機リースにおけるドキュメンテーションとリポゼッションの実務

概要

【概要】
日本における航空機リースの歴史は古く、1978年の「サムライ・リース」に始まります。現在では「日本型オペレーティングリース」(Japanese Operating Lease with Call Option)、通称「JOLCO」に形でリースが行われていますが、より複雑な仕組みを採用した航空機ファイナンス取引も盛んに行われています。詳しくは金融法務事情No.1994~1996に連載した「航空機ファイナンスの理論と実務」をご覧ください。複雑な取引おいても、最終的に航空機を運航するのがレッシーとしてのエアラインである以上、中心となる契約は航空機のリース契約ですが、雛型がほぼ確立しているローン契約とは異なり、航空機リース契約には雛型と言えるような標準的な契約書が存在せず、リース契約書の体裁は個々の取引ごとにかなり異なったものとなっています。航空機のリース契約書は、作成するにしてもレビューするにしても、慣れていないと非常に困難な作業になると思います。本セミナーでは、前所属事務所のクリフォードチャンス法律事務所外国法共同事業等における、ジャパレバ(日本型レバレッジドリース)の頃からの航空機ファイナンスの長い経験に基づいて、航空機リース契約の鍵となる条項の確認と、近年関心が高まっているリポゼッションについて、実際のリポゼッションの手続はどのようにして行われることになるか、などについて解説します。

【本セミナーで得られること】
・航空機リースに関する基礎的な知識と理解
・航空機リースの終了及びリポゼッションにおける実務対応

【推奨対象】
銀行の国際融資部門、審査部門、航空関連部門、リース会社・商社等の航空機リース部門の実務担当者

【セミナー詳細】
1.航空機リースの基本的な仕組み
(1)ファイナンスリース/オペレーティングリース
(2)ジャパレバとJOLCO

2.航空機リース契約のドキュメンテーション
(1)航空機リース契約の構成
(2)リース期間の終了に関する規定
(3)リース期間終了後の処理に関する規定

3.航空機のリポゼッション
(1)リポゼッションとは何か
(2)占有の回復と登録の回復
(3)引渡判決の執行による占有の回復
(4)抵当権実行による競売の可能性
(5)ケープタウン条約はどこまで有用か

4.質疑応答
※事前質問がございます場合は、お申し込みフォーム「連絡事項欄」もしくは「お問い合わせフォーム」にて、ご連絡ください。
※ライブ配信当日にチャットからも、随時書き込んでいただけます。

【補足事項】
※個人の方ならびに、業種・業務内容等により参加をご遠慮いただく場合がございますので、ご了承ください。
※講義中の録音、ビデオ・写真撮影はご遠慮ください。

【視聴のご案内】
開催1営業日前の13時にメールで視聴URLとPDF資料のご案内をお送りします。
開催1営業日前の12時以降にお申し込みの場合は視聴に関するご案内の配信にお時間をいただく場合がございますので予めご了承ください。
※ご使用PC、ネットワークにかかるセキュリティ制限がある場合、事前に社内ご担当部署等にご確認をお願いします。

【アーカイブ視聴について】
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配信日程:2024/05/30(木)13時~2024/06/06(木)13時まで(土日祝も視聴可能)
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※開催日当日にご参加いただけなかった方も、ご視聴いただけます。
※配信期間中は、お好きな時間に繰り返しご視聴が可能です。
※セミナー開催翌営業日13時より、ライブ配信と同様のURLから視聴可能です。
 視聴環境の確認は、「オンライン受講の流れ」をご参照ください。

【受講証明書発行可能】
社内申請やCPE単位申請のため「受講証明書」が必要な方は受講後に発行が可能です。お申し込みフォーム連絡事項欄へ発行希望の旨をご記載ください。(※CPE単位申請にご利用の際は、申請条件についてご自身で事前確認をお願いします。弊社で単位取得を保証するものではございません。)

開催日

2024/05/29 (水) 13:30〜16:30

エリア

オンライン

会場名

主催者

セミナーインフォ

種別

有料セミナー

ジャンル

業種・規模別


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