東京都 2025/07/09開催

行政におけるAIの利活用

~便益とリスクへの対応策~

概要

会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【重点講義内容】
Ⅰ.生成AIは行政に何をもたらすか

(一社)行政情報システム研究所 主席研究員
狩野 英司(かのう えいじ) 氏

13:30~14:40
※オンライン講演

テキスト生成AIの登場は、行政の業務・サービス、課題解決のあり方に新たな選択肢をもたらしました。本講演では、行政DXにおける生成AIの位置づけ、基本的な仕組みと行政にとっての意義、実際の活用・導入事例を交えた活用パターンを解説します。
また、行政として、生成AIがもたらす便益とリスク、中長期的な機会と脅威にいかに向き合うべきかを、生成AI時代の公務員の仕事のあり方を軸に考えていきます。

1.生成AIが行政にもたらすインパクト
2.生成AIの仕組みと技術-行政にとっての意義
3.行政におけるテキスト生成AIの導入と活用
4.生成AIは行政職員の仕事をどう変えるか
5.行政は生成AIとどう向き合うべきか
6.質疑応答

Ⅱ.アルゴリズムに依拠した行政による不利益処分の問題
 ~「ヒューストン独立学区事件(教員評価)」を中心に~

中央大学 国際情報学部 教授・学部長
平野 晋(ひらの すすむ) 氏

14:50~16:00
最近では日本でも、政府によるAIの積極的な利活用が提言されている。他方、アメリカでは既に州政府によるアルゴリズム利活用が先んじていて、様々な問題も発生している。
本講では、その問題事例の代表である「ヒューストン独立学区事件(教員評価)」を主に取り上げて、不利益処分の判断にアルゴリズムを用いた場合の不透明性(ブラック・ボックス)問題や、説明責任を阻む営業秘密の問題等を中心に紹介する。

1.「ヒューストン独立学区事件」
2.ブラック・ボックス問題
3.営業秘密と適正手続の保障
4.アカウンタビリティ
5.『OECD AI原則』 1.3条(透明性と説明可能性)
6.質疑応答/名刺交換

開催日

2025/07/09 (水) 13:30〜16:00

エリア

東京都

主催者

原総合知的通信システム基金

種別

有料セミナー

ジャンル

IT戦略


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