バックアップでは守れない ─ ランサムウェア被害の“復旧にかかる時間”という現実
概要
名古屋港では、ランサムウェア攻撃によりコンテナの搬出入が数日間にわたり全面停止し、国内物流に深刻な影響を及ぼしました。こうした被害はこの一件に限らず、中堅・中小企業、医療機関、公的団体などでも相次いで報告されています。
警察庁の調査によれば、ランサムウェア感染から1週間以内に復旧できたのは全体のわずか3割未満であり、約3割が「1週間?1か月」、さらに4割近くが「1か月以上」の期間を要しています。
バックアップが存在するだけでは不十分で、復旧までに膨大な時間と労力を要するのが実情であり、もはや「バックアップをとっていれば安心」とは言えないのが現実です。
本セミナーでは、ランサムウェアに代表されるサイバー攻撃に加え、自然災害やソフトウェア更新に伴うシステム障害など、サーバー停止を引き起こす多様なリスクを取り上げます。
そして、業務継続性と可用性を高いレベルで両立するために、「発生を前提に、それでも止まらないITサービス」をどう実現するか、具体的な対応策を共有します。
特に次のような話題にご興味をお持ちの方にお勧めいたします。
・ランサムウェア等の侵害が発生してしまった場合への備えについて関心がある方
・サーバー停止の場合の業務影響が大きいシステムに関係する方
・アプリケーション単位でのフェイルオーバーに関心がある方
・先端的なITレジリエンスの向上に興味がある方
開催日時:(各回とも同一の内容です。)
・2025年6月26日木曜日 15時~15時30分
・2025年6月27日金曜日 15時~15時30分
エリア
オンライン
主催者
ブロード
種別
無料セミナー
ジャンル
セキュリティ